2013年8月上旬
里山の明るい道端に生えたママコナの群落でトラマルハナバチ(Bombus diversus diversus)のワーカー♀が訪花していました。
後脚の花粉籠に少量の白い花粉団子を付けています。
このピンクの花は知らない植物でした。
もう少し花がしっかり咲いた1か月後に再訪し、同定用の写真を撮って来ました。
花の下唇の斑点が白なのでママコナですかね?
黄色を帯びればミヤマママコナらしい。(『野草見分けのポイント図鑑』p124より)
ネットで更に調べると、エゾママコナかもしれません。
【追記】
ママコナ類の見分け方が載っている図鑑をもう一冊手に入れたので、改めて調べてみると、今回の植物はママコナと分かりました。
ピッキオ『花のおもしろフィールド図鑑:夏』p24より
唇形花の根本にある苞葉に鋸歯があるのが特徴のひとつです。(無ければミヤマママコナ)
エゾママコナは道東地方固有種でしかもレッドデータブックの準絶滅危惧種(NT)に指定されています。
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