2013年8月上旬
ハシボソガラス(Corvus corone)の成鳥が軒下の植え込みの陰でゴソゴソと何かを採食していました。
私が近づいたら少し飛んで逃げました。
(動画撮影はここから。)
駐車場横の空き地(原っぱ)に移動した親鳥の元に幼鳥が甘えた声で鳴きながら歩み寄り、餌をねだります。
親鳥は嘴に何か黒い物を咥えています。
口内の赤い幼鳥が必死でせがんでも、親鳥と思われる成鳥は逃げ回り給餌しようとしません。
後ろ姿でよく見えなかったのですが、親鳥が自分で食べてしまったようです。
巣立った幼鳥が充分に育ったので、そろそろ自立を促す子別れの時期なのでしょう。
原っぱを歩き回る親鳥の後を幼鳥が付いて歩きます。
親鳥の側で幼鳥は 両方の翼を広げながら鳴き騒いでいます。
巣に居た時はこれが親鳥に餌を催促するディスプレーだったと思われます。
(餌をねだる子が親鳥に対して)翼をばたつかせる甘えのポーズも、多くの鳥に共通している。♀が♂に餌をもらうとき(求愛給餌)や、交尾の前の♀にも見られる。(『スズメの少子化、カラスのいじめ:身近な鳥の不思議な世界』p88より)
最後はもう一羽のカラスが飛来しました(
それに驚いたのか、幼鳥→親鳥の順に一羽ずつ飛び立ちました。
幼鳥の鳴き声を声紋解析してみる?
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