2013年7月上旬
里山の広場で野生ニホンザル(Macaca fuscata)の群れに遭遇しました。
こんな登山客の多いルートにも猿が出没するとは知りませんでした。
私がよく見ている山域の群れとは別の群れのようです。
個体識別は出来ていないものの、猿の顔つきも心なしか馴染みがありません。
それでも多少ヒト馴れしている印象。
白っぽい夏毛のせいか冬毛のニホンザルよりもやせ細って見えます。
広場を横切り、林縁で各自が採食しながら群れは少しずつ遊動して行きます。
採食メニューは不明。
子猿の面倒を見ている成獣は乳首が長いので♂ではなく母猿(少なくとも♀)と分かります。
子猿を運ぶやり方には色々あるようです。
(1)母猿の腹に子猿がしがみ付いて運ばれるタイプ。
授乳からそのまま遊動に移ったのでしょうか。
体重の軽い幼い子猿がこのタイプのような気がします。
(2)子猿を腰に乗せて運ぶタイプ。
子猿が後ろ向きで運ばれることもあります。
(3)子猿を肩に乗せて運ぶタイプ。
これのバリエーションとして、母猿の肩に横向きにしがみ付いて運ばれる子猿が居ました。
こんな変な運搬姿勢は今まで見たことがありません。
移動中にずり落ちたのかな?
それとも子猿の気まぐれや個性なのでしょうか?
とりあえず、子猿の年齢を見分けられるようになりたいものです。
【追記】
『生き物をめぐる4つの「なぜ」』p156-157によると、
ニホンザルの赤ん坊は、生まれたときから両手と両脚の指で母親の腹に掴まって運ばれます。しかし、最初のうちはまだ握力が弱いので、母親が片手を添えてやらなければなりません。すると、母親は三本脚で歩くことになります。
母猿の腰に乗って運ばれる子猿 |
母猿の腹にしがみ付いて運ばれる子猿 |
母猿の肩に横向きにしがみ付いて運ばれる子猿 |
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