2016/10/03

クリの枝で跳躍移動、横歩きするサシバ♂(野鳥)



2016年7月上旬
▼前回の記事
樹上で脱糞するサシバ♂(野鳥)

用水路から救助した直後のサシバ♂(Butastur indicus)が用水路沿いのクリの木の枝で休んでいます。
ちなみに、栗の花はもう咲いていません。

望遠レンズを向けると、サシバ♂は枝をピョンピョン跳んで移動しました。
横歩きで枝を右往左往することもありました。
ときどき頭を下げて枝葉の隙間からこちらの様子を伺っています。
やがて身震いして羽根の水気を切りました。

ようやく腹面の模様がはっきり見えました。
若鳥に特有の縦斑が無いので成鳥なのかな?
てっきり、巣立ちの初飛行に失敗して用水路に落ちた若鳥かと思い込んでいました。
若鳥だとしたら、生還後は鳴いて親鳥を呼び寄せるかと予想したのですけど、樹上ではもう鳴かなくなりました。
近くの林の樹冠で鳴き続ける親鳥?の近くへ戻るかと期待したものの、一向に飛び立ちません。

サシバの特徴である「喉は白く中央に黒い縦線」がはっきりしません。
喉が白くないのは何故でしょう?
濡れた羽根が乾けば現れるのか、それともこれから換羽するのかな?
この個体は珍しいとされる、全身が黒褐色の暗色型サシバなのでしょうか?

疲れているのか、どこかへ飛び去る気配はありません。
このまま夜を過ごすのでしょうか?
ねぐらを見届けたかったのですけど、夕刻で私の帰る時間が迫り観察を打ち切りました。
鶴の恩返しならぬ、『サシバの恩返し』お待ちしております♪

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
退屈な動画かもしれませんが、千載一遇のチャンスなので長撮りしてみました。
すっかり情が湧いた私にとって、サシバの一挙手一投足が格好いいです。

シリーズ完。



【追記】
私は未だサシバの細かな識別に自信がありません。
平凡社『日本動物大百科3:鳥類I』p162によると、
成鳥の♂は頭部が灰褐色、♀は暗褐色。♂の体と翼の上面は赤みのある褐色。♀は暗褐色。雌雄とも胸に太い横帯、腹に横縞、のどに太い縦線が1本、尾には暗褐色の横帯が4本ある。♀は眼の上に白い眉斑があるものが多いが、♂では眉斑のないものが多い。眼は金色。幼鳥は成鳥に似ているが、体の上面に赤みがなく、胸から腹にかけて縦斑がある。眼は暗褐色で、眉斑が幅広い。まれに全身黒褐色のタイプが見られる。メスのほうが少し体が大きい。



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