2026/04/05

冬枯れが進む里山で緑の下草を次々に採食するニホンカモシカ♀

 



2024年12月上旬・午後15:00頃・くもり 

里山で遭遇した同一個体のニホンカモシカ♀(Capricornis crispus)が警戒を解いて下草をひたすら食べるシーンをまとめました。 

冬枯れが進む山中でカモシカは頭を下げてゆっくり歩きながら、まだ辛うじて緑色の下草を選んで食べています。 
採食しているカモシカの口元にズームインしても、私にはメニューの植物種を見分けられませんでした。 
花や果実などがない時期には、植物の名前を知りたくても素人には手がかりが乏しいのです。 
シカが好むグラミノイド(イネ科などの単子葉植物)ではなく、広葉の草本植物を次々に食べています。 
枯れ葉や枯れ草は避け、なるべく緑の葉を選んでいました。 
やや黄葉しかけた広葉草本を食べることは時々ありました。 
緑の草と一緒に、少量なら枯れ葉もムシャムシャと食べることはありました。 
常緑針葉樹のスギ幼木が近くに生えていたときも、スギの葉を食べることはありませんでした。(@4:20〜4:40) 

カモシカはときどき顔を上げて食草を咀嚼しながら私の位置を確かめ、油断しません。 
撮影中に、カモシカは一度も鼻息を荒らげて威嚇しませんでした。 

後ろ姿の股間にズームインしても、♂に特有の外性器(陰嚢や陰茎)が見えません。 
したがって、♀ではないかと思います。 
小便する体勢からカモシカの性別が分かるときもあるのですが、この個体は食事中に一度も排泄しませんでした。 

初冬になると、吸血性昆虫はもう活動しなくなります。 
その点では、カモシカにとって過ごしやすい季節のはずです。 
それなのに、尻尾をときどき左右に素早く振るのは、もう癖になっているのでしょうか。(※ 追記参照) 
体の皮膚をピクッと動かしたり、耳介をピクピク動かすことはなくなりました。 


※ 動画編集時に素材の順番を入れ替えました。 
例えば、後半の映像(@7:08〜)は実は山中で遭遇した直後に撮ったので、緊張でやや手ブレしています。 

食草をムシャムシャと咀嚼しながら、苔むした落葉樹(樹種はオニグルミ)の幹の匂いを嗅いだものの、眼下腺を擦りつけてマーキングしませんでした。 


※【追記】 
『このはNo3:ユニークな日本の生きもの』を読んでいたら、ニホンカモシカに限らず哺乳類が尻尾をよく振っている理由が書いてありました。
尾を振ることで肛門にやってくる虫を追い払う。(p45「動物はしっぽでなにをする?」より参照)
吸血性昆虫ではなくハエ類を追い払うためというのは、個人的に盲点でした。 


2026/04/04

里山の混交林を夜に飛び回るコウモリ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年8月上旬〜下旬〜9月上旬

シーン0:8/1・午後15:01・くもり(@0:00〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の様子です。 
里山でスギと雑木の混交林にあるカモシカの溜め糞場sr2を自動センサーカメラで見張っています。 
岩塩プレートをミズナラの幹に巻きつけて塩場としているのですけど、今回の記事には関係ありません。 

コウモリの登場シーンをまとめました。 


シーン1:8/1・午後22:00(@0:03〜) 
深夜に飛来したコウモリが監視カメラに止まったようです。 
IR-LEDが照射する赤外線を至近距離で反射して、画面が白くハレーションしています。 
すぐにコウモリが奥に飛び去りました。 
コウモリが羽ばたく様子を1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 


シーン2:8/23・午後12:45・晴れ(@0:25〜) 
昼間の状況です。 


シーン3:8/27・午前2:25(@0:30〜) 
深夜未明にコウモリが奥から手前に飛来しました。 
コウモリが羽ばたく様子を1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 


シーン3:9/4・午後14:10・晴れ(@0:45〜) 
9月になりました。 
明るい日中の様子です。 


シーン4:9/5・午前2:41(@0:48〜) 
コウモリが深夜未明に、カメラのすぐ手前で一瞬だけホバリング(停空飛翔)してくれました。 
1/3倍速のスローモーションでリプレイすると、コウモリの顔が正面からちらっと写っていました。 
残念ながら旧機種のトレイルカメラで撮る動画はフレームレートが低すぎて、とても同定できそうにありません。


オオヤマザクラの花で採餌するニホンミツバチ♀

 

2024年4月中旬・午後15:35頃・晴れ 

民家の裏庭で満開に咲いたオオヤマザクラでニホンミツバチ(Apis cerana japonica)のワーカー♀が訪花していました。 
吸蜜して回る蜂の後脚を見ると、花粉籠に濃い黄色の花粉団子を満載しています。 

ニホンミツバチの個体数が少なく、春風で枝が揺れて悪条件だったので、じっくり撮れませんでした。 
仕方がないので、1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:18〜)


【アフィリエイト】

ランダムに記事を読む