2025/12/12

クサネムの花で吸蜜するキタキチョウ

 

2024年9月上旬・午前10:45頃・晴れ 

田んぼの畦道に咲いたクサネムの群落でキタキチョウEurema mandarina)が訪花していました。 
翅をしっかり閉じたまま、蝶形花に口吻を伸ばして吸蜜しています。 
少し飛んで別の花へ移動しました。 
翅裏の斑点が薄いのは、陽射しが強くて白飛び気味だからでしょう。 
マメ科のクサネムはキタキチョウ幼虫の食草ですが、私にはこの成虫個体の性別を見分けられませんでした。 



クサネムには花が咲いているだけでなく、実(豆果・せっか)も付いています。

2025/12/11

アナグマの巣口を塞いでいた落枝を取り除くホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

 


2024年9月下旬・午前6:15頃・気温20℃・日の出時刻は午前5:29 

夜が明けたはずなのに、平地の二次林内にあるニホンアナグマMeles anakuma)の営巣地(セット)はまだ暗いです。 
アナグマが留守中にホンドタヌキNyctereutes viverrinus)のペアが早朝からやって来て、2つあるアナグマの巣口L、Rをそれぞれが調べていました。 
やがて巣口Rで2頭のタヌキが合流しました。 

パートナーが巣穴Rを内検している間に、巣口Rを塞ぐ邪魔な落枝を咥えて少し横にどかしました。 
その物音に驚いて、入巣Rしかけた個体は慌てて後退して、外に出て来てしまいました。 
「なんだよ、びっくりさせんじゃねーよ!」と言ってそうです。 
お詫びとして、首筋を対他毛繕いしています。 


【考察】
アナグマの巣口にある邪魔な落枝は、防犯のために(侵入者を防ぐために)放置してあるのではないかと私は疑っています。
ただし、アナグマが意図的に障害物を巣口に設置したシーンを私は観察できていません。

その戸締まりをタヌキが解除したことになります。
アナグマ家族が出ていった後、タヌキのペアが巣穴を乗っ取るのでしょうか?



つづく→

ブタナの落花をうっかり踏んづけてしまって驚くドバト(野鳥)

 


2024年7月下旬・午後14:05頃・晴れ 

河川敷の橋の下で、♀♂つがいと思われる2羽のカワラバト(=ドバト;Columba livia)が、互いに少し離れて別々に餌を探し歩いていました。 
ヒトが草刈りした後の干し草に興味を示したものの、種子食性の鳩が好きな草の実は含まれていなかったようで、離れて行きました。
コンクリートで固められた路上を歩きながら、あちこちに落ちている草の実を啄んでいます。 

やがて、路上に落ちていたブタナの頭花(落花)を左足でうっかり踏んずけてしまい、その感触に驚いて飛び退きました。(@1:00〜) 
足元をよく見て歩いていなかったようです。 
自業自得と言うほどでもありませんが、なんとも滑稽で微笑ましい光景でした。
警戒を解くと、探餌を再開します。 

パートナーと思われる右の個体は、胸の羽毛を嘴で整え始めました。
尾脂腺の脂を羽根に塗りつけて、撥水性を保っています。 


【アフィリエイト】 

ランダムに記事を読む