2011/08/13

スイカを食すヒダリマキマイマイ




2011年7月下旬

公衆トイレの壁に止まっていたヒダリマキマイマイEuhadra quaesita)を持ち帰り飼育開始。
甘いスイカを食べた後の皮をお裾分けしてみたら喜んで食べてくれました。
普段の餌は主に野菜屑を与えています。
殻の成長にカルシウム分も必要かと思い、鶏卵の殻も念のため入れています。




2011/08/12

カツオ節を食すハヤシノウマオイ♂



2011年8月上旬
ハヤシノウマオイ♂の飼育記録

室内に迷い込んで鳴いていた一匹のハヤシノウマオイ♂(Hexacentrus japonicus)を捕獲し、飼い始めました。
キリギリス類で前足に刺がたくさん生えているのは肉食の印です。
水で湿らせた削り節を丸めた団子を与えてみると、喜んで食べてくれました。
意外に立派で鋭い大顎で咀嚼しています。
口器や口髭の複雑な動きに魅せられて、長々と接写してしまいました。
夢中で食べている間は飼育容器の蓋を開けても跳んで逃げ出すことはなく、じっくり観察することが出来ました。


試しに入れてみた野菜屑(キュウリ、カボチャ)はどうやら気に入らなかったようで、全く口を付けていないようでした。
飲み水はペットボトルの蓋を皿にして与えました。


wikipediaによるとウマオイは
「キリギリスやヤブキリ、各種コオロギと異なり、人工飼料にあまり餌付かない。与えても少し口を付ける程度である。一方、生きた昆虫や死んで間もない新鮮な死骸を与えると喜んで食べる。」






2011/06/30

蜂蜜を舐めるオオフタオビドロバチ♀



2011年6月下旬

竹筒トラップから回収し前蛹から飼育してきたオオフタオビドロバチAnterhynchium flavomarginatum)の最後の一匹がようやく羽化しました。
体長が大きく、触角の先が真っ直ぐであることから♀と思われます。
ハチミツ原液を一滴与えてみると、喜んで一心不乱に舐めてくれました。
口吻をリズミカルに伸縮しながら吸蜜しています。
ときどき触角の先で蜜滴の表面に触れています。
これが成虫になって初めての食餌でしたが、数時間でこの量を飲み干しました。


交尾行動を飼育下で観察したかったのですが、残念ながら私の飼育技術が未熟なせいで、先に羽化した♂を♀の誕生までうまく生かし続けてやることが出来ませんでした。

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