2026/03/24

ノボロギクの綿毛付き種子の風散布を実演してみる

 

2024年11月下旬・午後15:35頃・くもり 

刈田の農道に自生するノボロギクの群落で黄色い花(筒状花)が咲き終わり、白い綿毛(冠毛)が秋風にそよいでいました。 
キク科の帰化植物ノボロギクの種子は、タンポポと同様に風散布されるのです。 
結構強い風が吹いているのに、互いに絡みついた冠毛が千切れそうで千切れません。 
仕方がないので、私が手で茎を揺すったり綿毛をほぐしたりすると、白い冠毛付きの種子がパラシュートのように風に乗って遠くまで飛び去りました。 
ノボロギクの種子が風で散布される瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
ヒトが関与したので、動物散布になってしまいました。(屁理屈) 

あいにくカメラの電池が切れて、録画が打ち切られてしまいました。 
電池のスペアも使い切っていました。 
後日ちゃんと撮り直したかったのですけど、雨が降り続いたり朝露に濡れたりしてノボロギクの綿毛がいつも濡れていて、飛散シーンを観察できませんでした。 
山形県の晩秋はからっと晴れた日がなかなか続きません。 
ヘアドライヤーで熱風を吹きかければ、冠毛が乾いて飛べるようになったかもしれません。
来年に持ち越しです。 


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2026/03/23

厳冬期の雨夜に落葉二次林で越冬用の巣穴をうろつく雪国のホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2025年1月上旬 

平地の落葉した二次林で、元々はニホンアナグマMeles anakuma)の営巣地(セット)だった巣穴を自動撮影カメラで見張っています。 
今季はホンドタヌキNyctereutes viverrinus)がここで越冬しているようです。 


シーン1:1/6・午後20:17・雨天・気温-1℃(@0:00〜) 
冷たい雨が降る晩に、タヌキが単独で右から戻って来ました。 
丸一日以上、外出していたことになります。 
雪面に開口していた巣口Rの匂いを嗅いでから、右に向き直りました。 
周囲を見回しているのは、パートナーの帰りを待っているのかな? 
監視カメラの存在に気づいていて、入巣Rの瞬間を撮られたくないのかもしれません。 


シーン2:1/6・午後20:32・雨天(@0:19〜) 
15分後、右からまたタヌキが登場しました。 
同一個体が戻ってきたのか、それとも別の後続個体が帰巣したのかもしれません。 
巣口Rの匂いを嗅いでからクゥーン♪と小声で甲高く鳴きました♪。 

周囲の雪面を嗅ぎ回り、右手前下に歩き出しました。 
雪面はグズグズのいわゆる腐れ雪で、一歩ずつ足が潜って歩きにくそうです。 
セットの右端で佇んで、右を見つめているのは、パートナーの帰りを待っているのかな? 
再び巣口Rに戻りかけたところで、1分間の録画終了。 


シーン3:1/6・午後20:34・雨天(@1:07〜) 
1分後に、右からタヌキaが戻って来ました。 
巣口Rの匂いを嗅いだだけで、左に立ち去りました。 
すると、別個体bが巣内から巣穴Rの中から外に顔を出して、周囲を見回しました。 
さっきの個体aは、巣穴Rに入れてもらえず追い払われたのでしょうか。
雨天でも一緒に外出しようとパートナーを誘ったのに、断られた可能性もありそうです。 


シーン4:1/7・午後22:34・雨天・気温0℃(@1:48〜) 
翌日の晩遅くも雨が降っていました。 
巣口Rから外に上半身だけ出したタヌキが、右を気にして見ています。 
身震いしてから外に出てきたタヌキが左へ向かいます。 
雨で溶けた雪面は腐れ雪で、一歩ずつ足がズボズボ潜ります。 
みぞれなのかもしれませんが、雨音が聞こえるので、雨だと記録しました。 


シーン5:1/7・午後22:34・雨天・気温-1℃(@2:19〜) 
別アングルの監視カメラでも撮れていました。 
雪に埋もれた巣口Lの窪みを通りすがりに一瞥しただけで、タヌキは右へ立ち去りました。 


シーン6:1/7・午後22:50・雨天・気温-1℃(@2:33〜) 
15分後にタヌキが右から戻ってきました。 
巣口Rの匂いを嗅いで周囲を右往左往してから、右へ引き返しました。 
4日前にキツネが排尿マーキングしたマルバゴマキ灌木(映像公開予定)の匂いを嗅いでも、特に反応はありませんでした。 
雨も降っているし、さすがにもうキツネの残り香はないはずです。 

入巣Rしたくても、監視カメラの存在に気づいていて、入巣Rの瞬間を見られたくないのでしょうか? 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 
※ 鳴き声や雨音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


【考察】 
相変わらず登場するタヌキの個体識別ができていないので、解釈があやふやです。 
シーン3は、巣穴に篭城する主に入巣Rを拒まれて退散したようにも見えますし、一緒に外出しようとパートナーを誘ったのに断られた可能性もありそうです。 


ハルザキヤマガラシの花で吸蜜するウスバアゲハ

 

2024年5月上旬・午前10:50頃・くもり 

道端に咲いたハルザキヤマガラシの小群落でウスバアゲハ(別名ウスバシロチョウ;Parnassius citrinarius)が訪花していました。 
翅を広げたまま口吻を伸ばして吸蜜しています。 
腹端に交尾嚢が見えず、性別不明です。 

横の車道をバイクが通り過ぎると、ウスバアゲハは驚いて飛び去ってしまいました。 


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