2025/07/03

ノアザミの花で採餌するオオマルハナバチ創設女王

 

2024年6月上旬・午後16:05頃・晴れ 

水田の農道に沿って咲いたノアザミの群落で オオマルハナバチ♀(Bombus hypocrita)が訪花していました。 
後脚の花粉籠はまだ空荷でしたが、口吻を伸ばして吸蜜して回る蜂の顔に白い花粉が大量に付着しています。 

襟元(胸部前縁)にオオマルハナバチ特有の白帯があるかどうか、ノアザミの白い花粉で汚れているために分かりにくくなっています。 
しかし腹部T2に太い白帯が目立つので、クロマルハナバチではなくオオマルハナバチだろうと判断しました。  
オオマルハナバチとノアザミの組み合わせは初見です。 
この時期は未だぎりぎりワーカー♀が羽化していないはずですし、かなり大型の個体ですから、越冬後の創設女王♀なのでしょう。 

 大まかな傾向として、クロマルハナバチは平地性でオオマルハナバチは山地性と棲み分けています。 
撮影地は平地なのに、オオマルハナバチの創設女王が活動していたのでちょっと意外でした。 
この女王蜂は平地で営巣しているのでしょうか?
花から飛び去った蜂を見失ってしまい、巣の位置を突き止められませんでした。


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2025/07/02

溜め糞場の近くで小便するニホンカモシカ♀【トレイルカメラ】

 



2024年6月上旬〜中旬 

ニホンカモシカCapricornis crispus)が山林に残した溜め糞場sr2を自動センサーカメラで見張っています。 


シーン1:6/6・午前4:45・晴れ・気温10℃(@0:00〜)日の出時刻は午前4:14。 
充分に明るくなった早朝に、カモシカが獣道を右から左へノソノソ歩いて横切り、緩斜面を下って行きます。 
周囲でカラスの鳴く声♪ が聞こえます。

カモシカは溜め糞場を素通りしたと思いきや、画面の左端で立ち止まりました。 
臀部しか見えませんが、腰を深く屈めたので♀が排尿したようです。 
もしもカモシカがこの決まった地点で毎回排尿マーキングするのなら、監視カメラの画角をもう少しだけ左に向けるべきかもしれません。 


シーン2:6/13・午前5:22・晴れ・気温18℃(@0:23〜)日の出時刻は午前4:13。 
ちょうど1週間後にも、早朝にカモシカが左から現れました。 
カメラの方をちょっと気にしてから、獣道を左から右へ慎重に横切り、斜面を登って行きます。 
何かに警戒しているような、断続的で慎重な足取りでした。(隠密行動?) 

カモシカの個体識別が出来ていませんが、同一個体が獣道を往復しているのかな? 


※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


田んぼの農道でシマヘビの抜け殻を見つけた!

 

2024年5月下旬・午後15:10頃・晴れ 

水田の間を通る農道の端にヘビの抜け殻を見つけました。 
右の水田は水入れしたばかりですが、左の水田は田植えが完了しています。 
田植え直前の農道に選択性除草剤を撒いたばかりらしく、イネ科の雑草だけ枯れています。 (シロツメクサの葉は青々としたままで枯れてない。) 

茶色に枯れた草に絡みつくように、長い新鮮な脱皮殻が残っています。 
抜け殻の頭部は、右の水田の方を向いていました。
まず巻き尺で抜け殻の全体を採寸すべきでしたね。 
脱皮殻は初めから上半身と下半身に千切れていました。 
動画に撮りながら、脱皮殻に絡みついた枯れ草を慎重に剥がして、ビニール袋に採集しました。 
抜け殻の下に隠れていた雑草も枯れていたことから、おそらくヘビの脱皮より前に除草剤が散布されたと考えられます。 

脱皮中のヘビは無防備です。
こんな農道で明るい昼間に脱皮したら猛禽やカラスなどの天敵に対して目立ってしまいますから、ヘビはおそらく夜に脱皮したのではないでしょうか。

さて、抜け殻からヘビの種類を同定できるでしょうか? 
この辺りでもっとも多い普通種である、アオダイショウElaphe climacophora)またはシマヘビElaphe quadrivirgata)のいずれかだと予想しています。 

参考サイト▶ 
[今日の観察]ヘビの完全な抜け殻 by いきもの通信 Vol. 186


採集した抜け殻の標本を調べてみると、伸ばした長さが約140cm(前+後=50+90=140)、体鱗列数が19、腹板数が196(88+108=196)だったのでシマヘビの成体だろうと判明しました。
数えているうちに分からなくなるので、油性マジックで鱗に印を付けながら、カウンターを使ってカチカチと数えました。
腹板は尻尾の先まで数えるのではなく、頭の下から総排泄孔までを数えるので要注意。
脱皮殻に縦縞模様などは残っていませんでした。

採集した立派な抜け殻をいずれラミネート加工などして、標本としてしっかり保存するつもりです。 
わざわざ額装までするのは大変そうです。

いつものように、Perplexity AIに相談して調べ物をしながら記事を書きました。


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採集前の脱皮殻
採集後の抜け殻

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