2025/06/19

雨の夕方に灌木の葉を採食するニホンカモシカ【トレイルカメラ】

 



2024年6月上旬・午後18:18・気温14℃・日の入り時刻は午後19:01

里山でスギと雑木の混交林に残されたニホンカモシカCapricornis crispus)の溜め糞場sr2を自動撮影カメラで見張っています。 

雨が降る薄暗い夕方に、監視カメラが起動しました。 
てっきり雨による誤作動かと思ったのですが、画面の左上奥で茂みが不規則に揺れています。 
目を凝らして見ると、白っぽい毛皮のカモシカが灌木の葉(樹種不明)を食べているようです。 
いつも通る獣道ではなく、その奥をゆっくり歩きながら、茂みで採食していました。 

これに反応したトレイルカメラのセンサーは優秀ですね。 

つづく→

山林の水溜りに佇み周囲を警戒するフクロウ【野鳥:トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年6月上旬 

シーン0:6/4・午後13:38・晴れ(@0:00〜) 
明るい日中にたまたまフルカラーで撮れた現場の様子です。 
山林内に広がる湿地帯や湧き水が溜まった泥水溜りを自動撮影カメラで見張っています。 
左右の水溜りを同時に監視してみたいという目論見で、広角で湿地帯を狙うように設置しました。 


シーン1:6/6・午後19:44(@0:04〜) 
晩に監視カメラが起動すると、レンズの至近距離にザトウムシの一種が覆いかぶさるように居座っていて、極細の長い歩脚が目障りです。 
トレイルカメラのお邪魔虫(ザトウムシ)問題については後々も悩まされ、対策を色々と試行錯誤することになります。 

また、画面の右上にはスギの枝葉が垂れ下がっていて、トレイルカメラの赤外線を眩しく反射しています。 
(杉の葉がギラギラと眩し過ぎすと肝心の被写体が見えにくくなるので、画面の右上部分を切り取りました。) 

よく見ると、奥の水溜まりにフクロウStrix uralensis)が来ていました。 
周囲をキョロキョロと見回す目が白く爛々と光っています。 
ときどきカメラ目線で警戒し、水浴行動をしてくれませんでした。
トレイルカメラの存在が気に入らないのでしょうか?
1.5倍に拡大した上でリプレイ。(@1:06〜) 

その上空をコウモリが飛び回っています。 



つづく→

2025/06/18

軒下の初期巣から飛び去るコガタスズメバチの創設女王

 

2024年5月下旬・午後15:00頃

民家の軒下にコガタスズメバチVespa analis insularis)の初期巣を見つけました。 
毎年チェックしていたのですが、11年ぶりに営巣してくれました。
この日、女王蜂は不在でした。 

関連記事(まとめ)▶ 軒下に営巣したコガタスズメバチの定点観察(2013年)
ストロボなし
ストロボあり。六角形の育房内に白い卵?幼虫?
11年前に営巣した古巣の残骸の隣に営巣開始。

  
2024年5月下旬・午後15:50頃

3日後に定点観察しに来ると、軒下の初期巣は順調に大きくなり、外皮の開口部が塞がりつつあります。 
創設女王が巣の外皮を下向きに増設しているようでしたが、ストロボ写真を優先したら、動画をほとんど撮れずに女王が飛び去ってしまいました。 
女王様の飛び立ちを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 

北向きなので、夕方になるとかなり薄暗い映像になってしまいます。 
高所に作られた巣なので、地上から見上げてカメラの内蔵ストロボを焚いても、フラッシュ光があまり届きません。 

コガタスズメバチ創設女王が巣作りをする様子を微速度撮影できないか、方法を考えます。 

つづく→

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