2025/05/22

シバザクラの花蜜を吸いながら猛烈に羽ばたき続けるクロスキバホウジャク【蛾:FHD動画&ハイスピード動画】

 

2024年5月中旬・午前10:35頃・晴れ 

民家の裏庭で花壇に咲いたシバザクラ(芝桜)の群落でクロスキバホウジャクHemaris affinis)が忙しなく飛び回り、訪花していました。 
この組み合わせは初見です。 
スズメガ科の中には薄明薄暮の時間帯に活動する種類もいるのですけど、クロスキバホウジャクは明るい真っ昼間に活動する生粋の昼行性です。 

途中で車および列車が近くを通過しても、クロスキバホウジャクは花壇から逃げずにしばらく吸蜜を続けてくれました。 
芝桜の花の盛りが過ぎているのか、それとも雨量が少ないのか、萎れた花が多いです。 

シバザクラに忙しなく訪花するクロスキバホウジャクを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:47〜) 
ホバリング中は長い口吻をゼンマイ状に丸めています。 
次の花に移動すると、花の中央の狭い開口部に狙いを定め、口吻を伸ばして先端を器用に差し込み、吸蜜を始めます。 

シバザクラの花から口吻を引き抜くと、橙色の花粉が付着していました。 
したがって、クロスキバホウジャクはシバザクラの花粉を媒介して授粉を助ける送粉者として働いているようです。 

猛烈に羽ばたき続ける風に煽られて、周囲の花が揺れています。 
訪花中のクロスキバホウジャクは前脚を花に掛けていたので、ホバリング(停空飛翔)とは言えません。 
素人目にはカロリーの浪費にしか思えないのですが、即座に飛び立てるように、アイドリングのように羽ばたき続けているのでしょう。 
羽ばたきを止めてしまうと、不安定な花の上で姿勢を保てないのかもしれません。 

ハイスピード動画モードでは固定焦点になるので、被写体が奥の花に移動するとピンぼけになってしまいます。 
録画を一旦打ち切ってから改めて撮り始めるべきなのですが、撮り続けながら私がカメラを構えた腕を少し前に伸ばしたり前進したりして、なんとか自力でピントを合わせようと頑張りました。


このシバザクラの花壇には白い花とピンクの品種が隣り合って咲いていたのですが、クロスキバホウジャクはピンクの花だけを選び、白い花弁のシバザクラにはまったく訪れませんでした。 
花色の品種改良によって花蜜の量が明らかに違うことを経験から知っているのか、それとも白い花は蜜標がなくて開口部が分からないのかもしれません。
また、花色によって芳香に強弱があるのかもしれません。 

光の赤色成分が見えない代わりに紫外線が見える昆虫の視覚にシバザクラの花はどう写っているのか、気になります。
ネット検索してみると、昆虫写真家の海野氏がすでに紫外線写真を撮影していました。 

関連記事()▶ ピンクと白のシバザクラ、実は同じ色? by 海野和男のデジタル昆虫記 

シバザクラで白とピンクの花は、紫外線や青色波長を吸収反射する具合はほぼ同じですが、昆虫は緑など他の波長の色情報を総合することで2つの花色を見分けていると考えられるそうです。 
花弁の色が違っても、中央に蜜標がしっかり写っていました。 

花蜜の量が花色によって違うと予想しているのですが、実際にどうやって実際に測定したらよいのでしょう?(かなり微量のはずです) 



【アフィリエイト】 











2025/05/21

右腹に白斑のあるニホンイノシシがタヌキの溜め糞場を通過【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年5月中旬 

シーン0:5/14・午後12:29・晴れ(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。 
ホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)の溜め糞場ltrがある里山の林道を見張っています。 
林道を挟んで画面の奥が雑木林、カメラの背後(画面の手前)がスギ林になっています。 


シーン1:5/19・午前2:29(@0:04〜) 
監視カメラの起動が遅れ、深夜に林道を右へ立ち去るニホンイノシシSus scrofa leucomystax)の後ろ姿が写っただけでした。 
胴体の右側面に傷跡のような特徴的な白斑があります。 
個体識別に使えそうですが、再び現れてくれるでしょうか?
体に付着した泥が乾いて白く見えるだけかな?

タヌキの溜め糞ltrには興味を示さずに素通りしました。 


つづく→

峠の廃道を蛇行して逃げるシマヘビ

 

2024年5月上旬・午後14:20頃・晴れ 

峠の廃道を登る途中で、シマヘビElaphe quadrivirgata)を見つけました。 
舗装路で細かく波打ちながらも真っ直ぐ伸びた状態で静止しています。 
晴れていても日向ではないので、日光浴ではなさそうです。 
蛇の頭部にズームインしても、舌を出し入れしていませんでした。 
私がゆっくり近づいても、シマヘビは逃げようとしません。 
もしかして、死んでいるのでしょうか? 

私がしゃがんで接写すると、シマヘビがようやく少しだけ後退しました。 
それまで寝ていたシマヘビが覚醒したのでしょうか?
私が拾った落枝の先でシマヘビの体に軽く触れると、向きを変え、蛇行しながら逃げ出しました。 
慌てて逃げるシマヘビを歩いて追いかけると、枯れた落ち葉が堆積した路肩を横切り、道端の干上がったコンクリート側溝を乗り越えて、最後は山側の笹薮に逃げ込んで身を隠しました。 

シマヘビの蛇行を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@1:55〜) 
蛇行しながら舌を出し入れして、周囲の匂いを鋤鼻器に送り込んで嗅いでいます。

ランダムに記事を読む