2024/05/17

暗闇の林床で逃げる虫と追いかけるニホンアナグマ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年8月下旬・午後22:54 

晩遅くに左から2頭のニホンアナグマMeles anakuma)が連れ立って旧営巣地にやって来ました。 
通りすがりに巣口Lの匂いを嗅いだだけで、中には入りませんでした。 

画面の赤丸に注目して下さい。 
二次林の林床を何か黒い昆虫が1匹うろついています。 
オサムシ・ゴミムシなど徘徊性の甲虫なのか、それともゴキブリなのか、遠くて映像からは見分けが付きません。 
アナグマは暗闇で獲物が見えてないようですが、虫の歩くかすかな物音で獲物を定位・追跡しているようです。
あるいは嗅覚を頼りにしているのかな? 
逆に、アナグマが近くを歩き回っても謎の虫は必死で逃走することはありませんでした。 
天敵対策で何か起死回生の秘策(対捕食者戦略)があるのでしょうか?
1頭のアナグマがせっかく謎の虫に追いついたところで録画が終了してしまい、狩りや捕食の成否を見届けられませんでした。 
あと数秒だけ延長してくれれば決定的瞬間が撮れたのに…とかなり悔しい思いをしました。 

アナグマ関連の本を読むと、主にミミズを捕食しているらしいのですが、私は未だその様子を観察できていません。


トビが換羽中に帆翔(野鳥)

 

2023年5月下旬および6月下旬 

山麓に広がる田園地帯の上空でトビMilvus migrans)が帆翔しています。 
同じ地点で1ヶ月の間隔を置いて2回撮影したのですが、もしかして、この辺りを縄張りとする同一個体なのでしょうか? 
2回とも、鳴かずに黙って飛んでいました。 


シーン1:5/24・午後13:55頃・くもり(@0:00〜) 
曇天を背景に飛ぶ姿にズームインしても逆光でした。 
尾羽根および左の次列風切がかなり擦り切れた個体です。 


※ 翼裏面にあるトビ特有の斑紋が見えるように、動画編集時に逆光補正を施しています。


シーン2:6/26・午前10:00頃・晴れ(@0:16〜) 
今回は青空にトンビがくるりと輪を描いていました。
トビは一般に春から秋に換羽を行います。(京都市動物園救護センターブログより引用)
撮影した晩春〜初夏はちょうどトビの羽根が生え変わる時期らしいので、同一個体で尾羽の擦り切れ具合が回復したという可能性はあり得るのかな? 
1ヶ月間隔では開き過ぎなので、毎日写真に撮れたら、換羽の経過が分かったはずです。 
換羽にあまり左右されない胴体の斑紋に注目して個体識別をすべきなのかもしれません。
単独飛翔中は体の大きさを示す比較対象物もありません。

2024/05/16

アナグマが掘り返したばかりの古い巣穴に興味津々のホンドタヌキ♀♂ペア【トレイルカメラ】

 




2023年8月下旬 

シーン1:8/23・午前8:16・晴れ・気温27℃(@0:00〜) 


旧営巣地(セット)の古い巣穴LをリフォームしたニホンアナグマMeles anakuma)のペアが立ち去ってから3時間15分後、今度はホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)のペアが左から白昼堂々やって来ました。 
自然光下で見ると体色に違いがあるのが面白いですね。 
白っぽい毛の個体と、焦茶色の毛の個体のペアです。 
尻尾の黒斑だけを比べても全く異なります。

アナグマの残り香がするのか、匂いを嗅ぎながら巣口Lの手前から慎重に忍び寄ります。 
2頭が横に並んで同時に巣口Lに顔を突っ込み、匂いを嗅ぎました。 
夜明け前後にアナグマが巣口Lの拡張工事をしたばかりなので、近所のタヌキは興味津々です。 
土を掘り返したばかりの匂いで異変に気づいたようです。

急にタヌキ(茶)が振り返って自分の左肩を甘噛みしました。(@0:36〜) 
吸血昆虫に刺されて痒いのかな? 

巣穴Lには結局入らず、2頭のタヌキは左右に別れました。 


シーン2:8/23・午前8:17・晴れ・(@1:00〜) 
別アングルに設置した監視カメラに続きが撮れていました。 
ハエ(キイロコウカアブ?)がぶんぶん飛び回る巣口Rへ慎重に近づいたものの、匂いを嗅いだだけで中には入りませんでした。 
左へ戻りました。 


シーン3:8/23・午前8:17・晴れ・気温29℃(@1:25〜) 
左から戻って来たタヌキ(白茶)が、ゆっくり慎重に入巣Lしかけたものの、上半身をトンネルに入れただけで止めました。 
獣道を右上奥に立ち去りかけたのに、立ち止まって身震いしました。 
やっぱり巣口Lが気になるようで、再び戻ってきました。 
巣口Lに左からパートナーのタヌキ(焦茶)も戻ってきました。 
合流した2頭は縦列で右へ向かいます。 

はしゃいだり遊んだりする様子が全くなかったので、幼獣ではなく♀♂つがいの成獣なのでしょう。 


※ 動画の一部(シーン2)は編集時に自動色調補正を施しています。 



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