2023/11/07

送電塔天辺の巣で孵化したハシブトガラスの雛を抱いて暖める親鳥♀と給餌する♂(野鳥)

 



2023年4月中旬・午後13:00頃・晴れ 

送電塔#KN7の天辺にある巣に座り込んで抱卵しているハシブトガラス♀(Corvus macrorhynchos)を撮影していると、下から♂が飛び上がってきて帰巣し、小さな雛たちに給餌しました。 
雛鳥は孵化したばかりのようで、未だ黒い羽毛が生え揃っておらず、裸で赤っぽく見えます。 
ということは、在巣の親鳥♀は抱卵ではなく抱雛していたことになります。 
雛が餌乞いする鳴き声は風切り音で全く聞き取れませんでした。 

少し横にどいていた親鳥♀にもパートナーの♂は口移しで給餌したようです。(愛情表現のキス?) 
雛が孵化しても羽毛が生え揃うまでは、自分で体温調節ができません。 
しばらくの期間は親鳥♀がつきっきりで雛を温めてやらないといけないため、ほとんど外出できません。 
したがって、♂は空腹のパートナー♀にも餌を運んでやる必要があるのです。 

給餌を済ませた♂は巣から左上に飛び上がり、鉄塔から左に伸びる高圧線に止まり直しました。 
営巣地の周囲をしばらく見渡してから、次の餌を採ってくるために高圧線から飛び去りました。 
強い横風に煽られながらも、左手前に飛んで行きます。 

今回、雛の排糞行動は見られませんでした。 
雛が小さいこの時期は、食後の雛が排泄した糞を親鳥がその場で食べてしまうのかもしれません。 

送電塔に少し近づいてから、続きを撮ります。 
鉄塔の中段に設置された巣箱は未使用のままで空っぽでした。 
カラスに営巣して欲しいのであれば、巣箱に予め小枝を数本入れておくのはどうでしょう?(提案)
同じ送電塔で上下2箇所に異なるカラスの♀♂つがいが営巣したら面白いのですが、縄張り意識が強いカラスはそれを許しません。 
同じ♀♂ペアがリスクヘッジのため同時に二巣並行することもないようです。

日当たり良好の巣内で抱雛を続ける♀にズームインすると、頻りに瞬きしています。 
目を白黒させているように見えるのは、白い瞬膜を閉じるからです。 


2023/11/06

笹薮の溜め糞場で朝活(早朝排便)するホンドタヌキ【トレイルカメラ】

 



2023年4月中旬 

笹薮が生い茂る河畔林でオニグルミ大木の下にある大きな溜め糞場rpに通うホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の記録です。 
珍しく続けて早朝に来たシーンをまとめてみました。
これまで夜行性だったのに、生活リズムや巡回ルートを変更したのでしょうか? 


シーン1:4/12・午前5:34・(@0:00〜)日の出時刻は5:06。 
明るい早朝に左から登場したタヌキが、溜め糞rpの匂いを嗅いでから頭を上げ、右を見ながらヒューン♪と甲高く鳴きました。 
パートナーを呼んでいるのでしょうか?
北西を向いて排便しながら身震いしました。
 (糞切りをする尻尾の動きをしなかったので、脱糞しなかったかもしれません。) 
左下に立ち去りました。 
近くでウグイス♂が繰り返しさえずっています♪。 


シーン2:4/13・午前5:02・(@0:31〜)日の出時刻は5:05。 
翌日の日の出直前に左から来たタヌキは、溜め糞rpの匂いを嗅いだだけで左の笹薮に分け入りました。 
途中で立ち止まり、痒い体を足で掻いています。 

草丈の高い笹薮をタヌキが歩き回っても笹はほとんど揺れませんし、ザワザワと物音も立てることもありません。 
ということは、笹薮の中に歩きやすい獣道ができているのでしょう。 


シーン3:4/14・午前4:54・(@0:49〜)日の出時刻は5:03。 
次の日も日の出直前の薄明に右からタヌキが溜め糞場rpに現れ、南東を向いて排便していました。 
用を足すと左下に立ち去りました。 


シーン4:4/17・午前5:12・(@1:17〜)日の出時刻は4:59。 
3日後の明るい早朝に、タヌキaが右から登場。 
溜め糞rpの匂いを嗅ぐと、南東向きで脱糞。 
手前に茂った笹の葉がタヌキの肛門をうまいこと隠してしまい、大便の状態を確認できませんでした。 

先行個体aが左に立ち去ると、入れ替わるように後続のパートナーbが右の笹薮から登場。 
トイレの近くでおとなしく順番待ちしていたようです。 

近くで笹薮が揺れるガサッという物音に一瞬たじろぎました。 
警戒を解くと溜め糞rpの匂いを嗅ぎました。 
タヌキbは排泄せずにオニグルミ大木の左に回り込み、笹薮の奥に姿を消しました。 

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 



満開に咲いたソメイヨシノで花蜜を吸うクマバチ♂

 

2023年4月中旬・午後14:30頃・晴れ 

山村の民家の庭で満開に咲いたソメイヨシノの大木でキムネクマバチ♂(Xylocopa appendiculata circumvolans)が訪花していました。 
高い枝で訪花しているため、吸蜜中のクマバチの顔色が見えません。 
複眼の状態から雄蜂♂だろうと判断できます。 
♂は花粉を集めませんから、後脚の花粉籠はありません。 

春のクマバチ♂と言えば、♀を待ち伏せるために縄張りを張って空中にホバリングします。 
今回はそうした縄張り占有行動は見られず、桜の花蜜に夢中でした。 
「腹が減っては戦が出来ぬ」 というところなのでしょう。

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せっかく晴れて満開に咲いているのに絶え間ない風揺れに悩まされ、動画での虫撮りには向かない日でした。 
吸蜜中に花が風で激しく揺れても蜂は気にしません。 
桜吹雪が散るには未だ早い、本当に桜の花の盛りでした。

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