2023/10/11

夕方の雪解け田んぼで採食を続けるコハクチョウの群れ【冬の野鳥:4K動画】

 

2023年3月下旬・午後16:15〜17:20頃・晴れ 

早春の雪解け田んぼで採食するコハクチョウCygnus columbianus bewickii)の大群を夢中で撮り続けていると、日が沈んできました。 
私は白鳥の群れを東から撮影しているため西日が強烈な逆光となり、水田や残雪に反射して眩しく、目が開けられなくなりました。 
順光になるよう群れの反対側に回り込もうか迷いましたが、私が下手に動き回ると警戒したコハクチョウが飛び去ってしまうのではないかと恐れ、我慢してそのまま撮影を強行しました。 
太陽が山の端に沈んだら楽になりました。 (日の入り時刻は午後17:55)
夕方になっても雪解け刈田から陽炎が立ち昇っています。 

撮れた4K動画を見直すと、逆光を受けてシルエットになった白鳥の採食風景もまたフォトジェニックですね。 
各々が採食の合間に水を飲んだり、のんびり羽繕いしたりしています。 
コハクチョウが残雪をザクザク、ペタペタと歩いて横切ると、黒い足の水かきが雪解け水を跳ね上げていました。




2023/10/10

溜め糞場で排尿するニホンカモシカ♂【トレイルカメラ】

 



2023年4月上旬・午後17:10頃・気温12℃・(日没時刻は午後18:08) 

里山でカモシカの溜め糞場srを自動撮影カメラで見張っています。
夕方に左から登場したニホンカモシカ♂(Capricornis crispus)がスギの木の左下で立ち止まると、腰をやや落として小便を排泄しました! 
排尿姿勢から♂と判明。 
尿を前方に放出しています。 
カモシカの性別を外見で見分けることは非常に困難で、唯一彼らの交尾行動や授乳および排尿体勢で性差が出ます。

ニホンカモシカは尿を少量ずつ噴射して縄張りをマーキングするのではなく、膀胱に溜まった尿を一気に排泄します。
その代わりにカモシカは、眼下腺を擦り付けることで縄張り宣言のマーキングをします。
おしっこしながら舌をペロペロと出し入れしている行動が気になります。 
眼下腺マーキングの直後にも見られるのですが、自分の尿の匂いに対してフレーメン反応しているのでしょうか? 
すっきり満足した感情表現なのかな?
顔をカメラに向けているので、ついでに排便したかどうか、不明です。 
トレイルカメラでニホンカモシカの排尿シーンを撮れたのは、これが初めてです。 

その後はスギ大木の背後を通って、右にトボトボと立ち去りました。 
残雪の上を歩かず、地面が露出したスギ林床を選んで歩いているようです。 

画面の右端で雪崩谷の手前に来ると、立ち止まって何かしています。
おそらくスギの木の匂いを嗅いだりしているのでしょう。 
後に現場検証すると、渓谷を埋め尽くした雪崩の上に動物の足跡など渡河の形跡は見つからなかったことから、この時期のカモシカはスノーブリッジ崩落の危険を感じて雪崩谷を渡るのを忌避したようです。



ノスリとハシボソガラスの激しい空中戦(野鳥)早春のモビング行動

 

2023年3月下旬・午後16:05頃・くもり 

雪解けした田園地帯の上空でカラスが鳴き騒いでいたので見上げると、ノスリButeo japonicus)が1羽のハシボソガラスCorvus corone)に激しくモビング(擬攻撃)されていました。 
上昇気流に乗って小さく旋回しながら必死で逃げるノスリに対して、カラスがしつこく何度も襲いかかります。 
ノスリよりも小回りの利くハシボソガラスは、空中戦の定石通りノスリの上に位置取りしてから攻撃を加えています。 
ノスリが上昇気流に乗って高く舞い上がるのを邪魔しているのでしょうか? 
敵の真上から嘴や足の爪を使って襲えば、反撃されるリスクは低いです。 
ノスリが空中でクルッと反転して鉤爪を上に向けてカラスに反撃(牽制)するか?と期待したものの、今回の個体は黙って(鳴かずに)右へ左へ旋回してカラスの攻撃を回避するだけでした。 




強風による風切り音のせいなのか、空中戦の最中にノスリやカラスの鳴き声は聞き取れませんでした。 
ようやくノスリがハシボソガラスの縄張りから離脱し、無事に逃げ延びました。 
カラスも深追いすることはありません。 

ハシボソガラスの単独モビング行動を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@1:10〜)
スローモーションで見直すとカラスはノスリに対して実際に接触を伴う攻撃は加えておらず、迫真の威嚇だけでした。

周囲の雪解け田んぼからはコハクチョウの大群が採食しながら鳴き交わす声が聞こえます。 
餌場の上空をノスリが飛んでも白鳥は無頓着で、逃げ惑うどころかのんびり採食を続けています。 
繁殖期で気が立っていてもハシボソガラスは白鳥に対しては寛容で、モビングすることは一度もありませんでした。 



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