2023/05/08

モクゲンジの花で吸蜜するモンシロチョウ♀に交尾拒否されてもしつこく求愛する♂【ハイスピード動画】セクハラ

 



2022年7月中旬・午前11:20頃・晴れ 

モクゲンジの花で吸蜜するモンシロチョウ♀(Pieris rapae)を240-fpsのハイスピード動画で撮っていると、背後から♂が飛来しました。 
途端に♀は閉じていた翅を開き腹部を高々と持ち上げました。 
これは教科書通りの「モンシロチョウ♀の交尾拒否」行動です。 
それでも♂が求愛を続けるので、♀は花から落ちるように飛んで逃げました。 
逃げた先でも再び♂にしつこく迫られ、♀は交尾拒否と逃避を繰り返します。 
探雌飛翔していた別個体の♂もそこへ参戦し、三つ巴の激しい乱舞になりました。 

交尾済みの♀はもう交尾する気がないのに、絶倫の♂にしつこく絡まれて迷惑しています。 
モンシロチョウの♂は♂で自分の遺伝子を残そうと必死なのです。 
産卵前の栄養補給に支障を来すほど♂のセクハラが激しいと、♀の適応度(繁殖成功度)を下げてしまいます。(性的対立) 
昆虫の種類によって、♀に断られた♂があっさり諦めて紳士的に離れるものと、♂の諦めが悪いものがいます。
モンシロチョウでは♀の交尾拒否行動が確立しているのに、♂が諦めず執拗に求愛するということは、わずかながらも交尾に至るチャンスがあるのでしょう。(嫌よ嫌よも好きのうち)
♀の訪花シーンは写真に撮ってなくて、この個体は♂

2023/05/07

黒猫とフレンチブルドッグの遭遇

 

2022年10月中旬・午後16:00頃・晴れ 

堤防路から河川敷に降りるスロープを黒猫が歩いて降りてきました。 
種としてはイエネコ(Felis silvestris catus)です。
顔にズームインしてみると、右耳の先端が欠けています。 
繁殖期の喧嘩で耳を食いちぎられたのかな? 
目が黄色く、野生の黒豹を連想しました。
私に気づくと、立ち止まってその場に座り込みました。 
両耳を自在に動かして周囲の物音に油断なく耳を澄ませています。 
クロネコが左右をキョロキョロ見回し、急に背後を振り向いて凝視しました。 
逃げ腰で道端に身を伏せました。 

一体何事かとカメラをズームアウトすると、スロープの上からおじさんが白い飼い犬を連れて散歩にやって来ました。 
犬種はフレンチ・ブルドッグと思われますが、種名はイエイヌ(Canis lupus familiaris)です。 
クロネコは明らかに怯えて警戒しているものの、横の草むらへ逃げ込まずにギリギリで踏み留まりました。 
犬を怖がりつつも、ちょっとしたスリルを味わっているのでしょうか。 
下手に逃げるとリードを振り切ったイヌが走って追いかけてくる危険性を知っているのかもしれません。
いざとなったら猫パンチで小型犬を撃退できるという自信があるのかな?
リードに繋がれたフレンチブルドッグは躾が行き届いているのか、黒猫の存在に気づいても迂回して通り過ぎました。 

なんとか犬をやり過ごした黒猫がようやく立ち上がりました。
頭を低く下げて耳を横に伏せ、背中を弓なりに曲げて高く見せ、威嚇のポーズを取りました。 
一旦通り過ぎたフレンチブルドッグが振り返って黒猫と対峙しています。 
後ろ向きになったイヌの股間に睾丸(イヌノフグリ)が見えたので♂ですね。 
この小型犬は幼いのか、クロネコに襲いかかるどころか無邪気に近づこうとしています。
番犬や闘犬としての迫力は全くありません。
もしかすると、散歩の度に出会う顔馴染みの仲なのかもしれません。 
飼い主にリードで制されて諦めたフレンチ・ブルドッグが立ち去ると、ようやく黒猫はリラックスしました。 

その後も黒猫は移動せずに土手のスロープに座ったまま私を凝視していました。 
河川敷や河畔林で野ネズミを狩りに来たのではないかと期待したのですが、動きがないので諦めて撮影終了。
微笑ましい出会いだったと思う人が多いのでしょうけど、個人的には野生動物と比べてペットの行動はどうしても抑圧されたように見えて、あまり面白くありません。


スギ林道の溜め糞場に生えたキノコはイバリシメジ?エセオリミキ?

2022年10月中旬 

里山のスギ林道でニホンアナグマ(Meles anakuma)とホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が共有している溜め糞場sを定点観察しています。 
秋になってキノコが生えてきたので、写真に撮ってみました。 
溜め糞場sのすぐ横でスギの落ち葉の下からキノコの傘が 2つ並んで開いていました。
1本を引き抜いて軸および傘の裏も写真に撮りました。 
以前、同所で得られたスギエダタケは傘が白色でしたが、このキノコは茶色に色づいています。

キノコに疎いながらも、糞尿の分解跡に生えるアンモニア菌というキノコの話は聞きかじっていた私は、てっきりその仲間ではないかと期待しました。 
イバリシメジだと嬉しいのですが、調べてみると素人目にはアンモニア菌とは無関係のエセオリミキと似ています。
間違っていたらご指摘願います。
(似たキノコでモリノカレバタケという種類も図鑑に載っていました。)

重い腰を上げて、これからキノコを少しずつ勉強していくつもりです。
個人的な興味関心の取っ掛かりとしてはアンモニア菌なのですが、それらしいキノコを未だ1種類も見つけられていません。
アンモニア菌はヒトの放尿跡にも生えてくるらしいので、手軽に実験できそうです。
 
ストロボ発光下
自然光下

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