2021/11/24

尺取虫(蛾)の植物擬態がバレたら…

 

 2021年8月下旬・午前10:05頃・晴れ
前回の記事:▶ クマイチゴの葉を食べる尺取虫(蛾)【名前を教えて】

クマイチゴの葉を食害していた尺取虫(シャクガ科の幼虫)が急に立ち上がりました。 
何事かと思えば、コアシナガバチ(Polistes snelleni)のワーカー♀が獲物を求めて隣の葉を徘徊していました。 
緑色の尺取虫は葉縁に腹脚だけで直立し、全身をピンと真っ直ぐに伸ばしています。 
どうやら葉柄や小枝、蔓など周囲の植物に擬態しているようです。 
風でブラブラ揺れているのもまたリアルですね。 
見事な擬態が奏功し、天敵のコアシナガバチ♀は尺取虫の存在には気づかずに飛び去りました。 

危機が去るとシャクトリムシは直ちに警戒を解くと尺取り運動で移動し、隣の葉の下に隠れました。 
私が茂みを掻き分けて探すと、尺取虫は再び葉縁でまっすぐ伸びて静止していました。 
近くを通りかかったアリ(種名不詳)も、尺取虫には気づいてないようです。 
ただし、アリは視覚で獲物を探す生き物ではないので、触角で触れない限り尺取虫に気づかないでしょうし、擬態は通用しないはずです。

擬態を見破った私が尺取虫の頭部に指で触れると嫌がり、上半身をムチのように激しく振って抵抗(威嚇)しました。 
つまり擬死状態とは違うようです。 
それでも私がしつこく触れると、尺取虫は弾けるように葉縁から落ちて逃げのびました。 
植物擬態だけでなく、二段構え、三段構えで天敵に備えていることが分かりました。
尺取虫の緊急避難を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
飼育するために採集しようかと考えていたのに、草むらで見失ってしまいました。

獲物を運搬中に落としてしまったクモバチ♀

 

2021年8月下旬・午後12:15頃・くもり 

田園地帯の農道(砂利道)で小型の黒い蜂が獲物のクモを後ろ向きに引きずったり低空で飛んだりして巣に向かって運んでいました。 
クモバチ科の一種♀を見つけたのは久しぶりです。 
私がカメラでしっかりズームインする前に蜂を草むらで見失ってしまいました。 
まずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。 
直後に等倍速でリプレイ。(@0:44〜) 
近づく私を警戒したのか、クモバチ♀は獲物を砂利道に捨て、慌てたように飛び去っていました。 
それとも重い獲物を途中で隠し(一時保管)、行き先の巣穴を探索しに行ったのかな? 

落とし物の茶色いクモは蜂に毒針を刺されて全身麻痺しています。 
獲物がハエトリグモ科なら蜂の種類はヒメクモバチ♀だろうと推理できますが、違う種類のクモ(コモリグモ科??)のようです。 
獲物だけでも採集して、しっかり同定すべきでした。 

逃げたクモバチ♀は少し離れた砂利の上で身繕いしてからどこかに飛び去りました。 
化粧シーンも1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@1:32〜) 
しばらく待てば、蜂は落とし物を取り戻しに来たでしょうか? 
先を急ぐ用事のあった私は待てませんでした。

2021/11/23

休耕田で餌を捕食するダイサギ(野鳥)

 

2021年8月下旬・午後16:50頃・晴れ 

広大な田園地帯に囲まれた休耕田で1羽の白鷺が採餌活動していました。 
ダイサギ(Ardea alba)です。 
少し遠くて分かりづらいのですが、用水路沿いの草むらをゆっくり歩き、獲物を捕食しているようです。 
私の知る限り、ダイサギが稲穂やイネの葉を食害することはありません。 
水田の害虫を捕食してくれるのなら米農家は益鳥と歓迎してくれるでしょう。 
逆に、今回ダイサギがお行儀よく水田に侵入しなかったということは、農薬散布やモノカルチャー(単一栽培)の影響で水田には虫や小動物の数が隣接する休耕地よりも少ないということを物語っているのかもしれません。 
夏のこの時期は未だ田んぼに鳥よけグッズ類は設置されていませんでした。

ダイサギは休耕田の草むらを長い足でゆっくり歩きながら、次々に獲物を捕食しています。 
残念ながら、遠くてメニューは不明です。 
バッタなどの昆虫なのか、それともカエルや小魚(ドジョウ?)なのか、私には見分けられませんでした。
望遠レンズを取り出して装着するのが億劫で、横着してしまいました。
 

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