2020/12/15

川辺の止まり木で羽繕いする早朝のカワセミ♂(野鳥)

 

2020年8月下旬・午前6:00頃・くもり
▼前回の記事 
早朝の河原で岩に止まり飛ぶカワセミ♂(野鳥)
カワセミ♂(Alcedo atthis bengalensis)が再び川岸近くの倒木(流木?)の斜めに伸びた枝に止まり、川面を見つめていました。 
止まり木で結構頻繁に向きを変え、頷くように頭を上下に動かして魚影を探しています。  
やがて羽繕いを始めました。(@1:35) 
胸元の羽毛を嘴で整えています。 
彼なりのモーニング・ルーティーンがあるのでしょうか。



ヤマトシミの活動を早回しで見ると…【10倍速映像】

 

2020年8月下旬・午後23:14 〜 午前1:17
▼前回の記事 
ヤマトシミの飼育:餌を食べる
ヤマトシミCtenolepisma villosa)の夜行性活動を夜中に微速度撮影で長撮りしてみました。(カメラのSDカード容量が切れるまで) 
10倍速の早回し映像でご覧ください。  
隠れ家として与えていた折り畳んだ紙片の陰から夜が更けるとときどき現れて、チョロチョロと徘徊し始めます。 
プラスチック容器の垂直な壁面には決してよじ登りませんでした。 
おそらく滑って登れないのでしょう。(脱出の心配なし) 
ただし容器の底面はときどき歩いています。 

餌を入れた皿にもたまに出入りして、おそらく食事しているようです。 
最近は蕎麦ではなく素麺の砕けた欠片を与えています。 
ヤマトシミは白くて細い素麺にもよじ登っていますが、口を付けてるかどうか不明です。 
素麺は塩分が多く含まれているので、紙魚の餌としてはあまり良くないかもしれません。

※ 微速度撮影に特有の画面のちらつきを抑えるために、動画編集時にdeflickerフィルター処理を施しています。 


次回は可視光の照明は消灯して、赤外線の暗視カメラで微速度撮影してみたら、また様子が変わってくるかもしれません。 
本で読むとシミの配偶行動や交尾行動が面白そうなのですけど、お見合い相手を未だ捕獲できていません。 
ゆくゆくは飼育下で繁殖させてみたいものです。
「逃げるなり紙魚が中にも親と子よ」一茶
この俳句の作者は、かの有名な小林一茶です。 

もう一つ、シミの脱皮行動も必見らしいので、今後の観察課題です。
参考:『虫たちの謎めく生態―女性ナチュラリストによる新昆虫学』第8章「シミの脱皮は死にものぐるい」

2020/12/14

オオイタドリの花蜜を吸うスズキハラボソツリアブ

 

2020年8月下旬・午前8:15頃・晴れ 

堤防路に沿って咲いたオオイタドリの群落でスズキハラボソツリアブSystropus suzukii)が訪花していました。 
吸蜜中のハラボソツリアブにズームインすると、触角全体が黒く、後脚の第1跗節の全体が黄色であることからニトベではなくスズキと判明しました。 
(跗節の脛節に繋がっている方から順に、第1跗節、第2跗節、…と呼びます。)  
忙しなく飛び回る様子を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

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