2020/11/28

コバギボウシの蕾に離着陸を繰り返すノシメトンボ♀

 

2020年8月中旬・午前8:00頃・晴れ 

林縁の用水路沿いの農道を朝から歩いていると、クリの木の下に咲いたコバギボウシの群落でノシメトンボ♀(Sympetrum infuscatum)が一番上の蕾に止まっていました。 
翅を低く下げて休みながらも、大きな複眼のある頭部がときどきグリグリ動いて周囲を油断なく見張っています。 

蕾から急に飛び立つと、すぐに同じ蕾に舞い降りる、という縄張り行動を繰り返しています。 
口をモグモグさせているので狩りに成功した直後と思われるのですが、捕食シーンは撮れませんでした。  

別になんてことない行動ですけど、この花の名前を知りたくて動画に記録しました。 
虫と絡めて動画に撮らないと、なかなか植物図鑑で調べる気にならないのです。 
オオバギボウシは知っていましたが、これは葉の小さな別種のようです。

 

2020/11/27

ヌルデの花蜜を吸うジガバチ♀とクロヤマアリ♀の喧嘩

 

2020年8月中旬・午後12:00頃・晴れ 

峠道の横に自生するヌルデの灌木でジガバチの一種が訪花していました。 
この組み合わせは初見です。 
サトジガバチ(Ammophila sabulosa nipponica)かヤマジガバチ(Ammophila infesta)なのか、採集しないと見分けられませんが、顔色が黒いので♀ですね。  
ところが、このヌルデの蜜源をクロヤマアリ(Formica japonica)も群れでガードしていました。 
吸蜜するジガバチ♀はアリのワーカー♀に噛まれる度に嫌がって走り回ります。 
ジガバチの方が体格で勝るのに、小さなアリに反撃したり飛んで逃げることはありませんでした。
嫌がらせされても、ヌルデの花蜜はよほど魅力的なのでしょう。 
ヌルデは花蜜を報酬にクロヤマアリをボディーガードとして雇った共生関係にあるのかな?

 小さな白いハナグモも白い花に紛れるように潜んで(保護色)獲物を待ち伏せしていますね。

水門でさえずる♪ホオジロ♂(野鳥)

 

2020年8月中旬・午前11:55頃・晴れ 

用水路から川の本流に注ぐ手前にある水門のコンクリート柱の天辺にホオジロ♂(Emberiza cioide)が止まってさえずっていました♪ 
真夏の青空を背景に、気持ち良さそうに囀っています。
翼をわずかに広げて震わせながら鳴いているので、もしかすると幼鳥が親鳥に餌乞いしているのか?と思って撮り始めたのですが、すぐに川の方へ飛び降りて見失いました。  
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 

 ※ ホオジロ♂の囀り(さえずり)が聞こえるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。


【追記】
水野仲彦『野鳥のくらし:卵から巣立ちまで』によると、
 普通、野鳥たちの子育ては4月ごろから始まり、5月が最盛期で、6月ごろには終わる。7月に入ると草原や森もひっそりと静まりかえってしまう。しかし、ホオジロだけは真夏でもさえずり続ける。さえずりは縄張りの歌で、子育て中を意味する。雪の降りしきる真冬からさえずり始めて夏の盛りまで、ホオジロは2回も3回も巣作り、育雛を行う。(p28より引用)
真冬にさえずるホオジロを私はまだ見たことがありません。

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