2019/08/19

川沿いの柳の樹上で鳴き続け♪羽繕いするノスリ♂(野鳥)



2019年4月下旬


▼前回の記事
ハシボソガラスの群れにモビングされ早春の河畔林を逃げ回るノスリ♂(野鳥)

カラスのモビングで追い立てられたノスリButeo japonicus)が河畔林の大木の横枝に止まり、ピーェ、ピーェ♪と甲高い声で鳴き続けています。
芽吹き始めた若葉の細長い形状を見ると、樹種は柳だと思います。
近くで営巣していると思われるハシボソガラスが本気になってノスリを縄張りから追い出さないのが、このときは不思議でした。
カラスはノスリのつがいのもう片方も近くに居るのを知っているから、手強い相手を深追いしないのかな?

この鳴き方はノスリ♂の囀りさえずりなのですかね?
それともカラスへの警戒声?
ノスリは鳴き方のバリエーションが乏しくて、素人には解釈に困ります。

しばらくすると、ようやくリラックスしたのか、左肩の辺りを嘴で羽繕いし始めました。(@2:46〜)
止まり木で横に数歩ずれました。


※ 対岸からでは鳴き声がかすかにしか聞こえないので、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
その結果、手前に流れる川の音や風切り音もうるさくなってしまうのは仕方がありません。


つづく→ノスリの巣を発見!


ノスリ♂(野鳥)@柳樹上♪
ノスリ♂(野鳥)@柳樹上・全景

2019/08/18

ジョウカイボンの誤認求愛?喧嘩?



2019年5月下旬


▼前回の記事
ミズキの花蜜を舐めるジョウカイボン

河畔林のミズキ大木で2匹のジョウカイボンLycocerus suturellus)が葉や花の上を徘徊していました。

少し飛んで花から葉に移動した個体が別個体とニアミスしました。
出会った途端に相手に正面から飛びつきました。
ジョウカイボンが縄張り争いするとは考えにくいので、誤認求愛(または交尾の失敗)ですかね?
1匹が転がり落ち、交尾には至りませんでした。
残った個体は花に戻りました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイをご覧下さい。

ジョウカイボンの性別の見分け方を私は知らなかったのですが、wikipediaによると、

雌雄の区別は一目では分かりにくいが、雌では第1、第2脚の爪の内側に小さな歯があり、雄では触角の第4節から第8節にかけて長い溝があり、また第3脚の脛節が湾曲している。
採集して標本を精査しないと判別できないようです。


ジョウカイボン2@ミズキ葉+誤認求愛?



道端の側溝内で虫を捕るハクセキレイ♂(野鳥)



2019年6月上旬

ここ雪国では道端の水路は冬になると除雪した雪を捨てる融雪溝として使われます。
流れる水深が浅くても通行人がうっかり落ちると危ないので、鉄格子で蓋をしています。

小雨が降る日に街なかでハクセキレイ♂(Motacilla alba lugens)が奇妙な動きをしていました。
バス停の横で側溝に蓋をしている鉄格子の上をピョンピョン跳んで渡り、その隙間からときどき水路の中に飛び降りています。
どうやら水路の中で発生した蚊やユスリカなどの虫を捕食しているようです。
都市に適応したハクセキレイの面目躍如です。


▼関連記事(2年前の撮影)
道端の側溝内で採餌するハクセキレイ♀(野鳥)

もし雛に給餌するためだとすると獲物を嘴に貯めているはずですが、映像をよく見直しても貯め込んではいませんでした。
その場ですぐに虫を食べてしまったのか、あるいはここでは虫捕りに失敗したのでしょう。

最後は側溝から飛び去りました。


ハクセキレイ♂(野鳥)@雨天:側溝内外+虫捕食

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