2018/10/26

池の枯木から飛んで逃げるゴイサギ幼鳥の群れ(野鳥)



2018年8月上旬

台風や大雪のせいで木の枝が折れて池の中に突き刺さり、そのまま枯れています。
ゴイサギ(Nycticorax nycticorax)の幼鳥がその落枝に集まっていたのは、捕食者に襲われにくい安全な止まり木だからなのでしょう。
4羽以上も集まり、落枝の枝先で羽ばたき練習をしている個体もいます。

池の対岸から私がしつこく撮影すると警戒し、少し離れた木の枝や岸の石垣へ次々に飛んで移動しました。
幼鳥はもう自力で飛んで移動できることが分かりました。
飛びながら池の水面に足で着水しかけましたが、魚を狩ろうとしたのではなくて飛び方が未だ下手糞なだけのようです。

ゴイサギ幼鳥がもし全く動かずに静止していれば、見事な保護色で辺りに溶け込んで私も全く気づかなかったことでしょう。
この近くに巣があって、そこから巣立った幼鳥なのかな?
あるいは、ゴイサギは夜行性なので、ここは単に日中に休む昼塒なのかもしれません。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ゴイサギ幼鳥(野鳥)@池畔:桜?枝先
ゴイサギ幼鳥(野鳥)@池岸:石垣

2018/10/25

訪花中のキアゲハを襲うトモンハナバチ♂【ハイスピード動画】



2018年7月下旬

農道沿いでムラサキツメクサに訪花するキアゲハを240-fpsのハイスピード動画で記録していたら、とても興味深いシーンがたまたま撮れていました。

キアゲハ(Papilio machaon hippocrates)が花から飛び立つまで長撮りしていると、途中から1匹のトモンハナバチ♂(Anthidium septemspinosum)が登場しました。
初めはニアミスしても互いに無関心でムラサキツメクサ(=アカツメクサ)から吸蜜し、トモンハナバチ♂は花から花へ飛び回っています。
トモンハナバチ♂がキアゲハの下をくぐって飛ぶこともありました。(@0:33〜)

やがて驚いたことに、トモンハナバチ♂がキアゲハの背後から狙いを定めてコツンと突撃しました。(@1:43)
不意に追突されたキアゲハは驚いて前方に飛び去りました。
それをトモンハナバチ♂は少し追尾してから戻って来ました。
トモンハナバチは狩蜂ではなくハナバチの仲間ですから、この攻撃性は意外でした。
これは探雌飛翔のパトロールをしていたトモンハナバチ♂が交尾相手の♀と間違えてキアゲハに誤認求愛したのでしょうか?

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訪花中のクマバチ♂を襲うトモンハナバチ♂【ハイスピード動画】

それなら初めにキアゲハを見つけた途端に飛びつこうとするはずです。
初めは見逃していた(無視していた)のに、しばらく経ってから急に交尾を挑むのは謎です。
確かにキアゲハの翅には黄色と黒の斑紋があり、トモンハナバチの配色と似ていなくもないですが、いくら何でもサイズや形が違い過ぎるでしょう。

同じ花に長時間居座って吸蜜していたキアゲハに対して、「いい加減、もうそろそろ縄張りから出ていけよ!」と攻撃的な占有行動をしたのではないか?という気がします。
トモンハナバチ♂には蜜源植物が咲いている一帯を縄張りとして、交尾相手の♀が飛来するのを待ち伏せする習性がありそうです。
だとすれば他種の昆虫と言えども、縄張り内の餌資源(花蜜や花粉)をあまり奪われないように追い払おうとしても不思議ではありません。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

(登場したトモンハナバチが1匹ではなく複数個体だった可能性は?)

トモンハナバチは蜂類にしては珍しく、♂の体長が♀よりも大きい性的二型です。
これは♀を巡って♂同士で激しい闘争行動が繰り広げられることを示唆しているのですが、私は未だ見たことがありません。

ピアノ演奏付きで熱唱するミンミンゼミ♂



2018年8月上旬

ミンミンゼミ♂(Hyalessa maculaticollis)がサクラの幹に止まって鳴いています。
背後の民家で誰かがピアノを練習していて、夏の午後らしい風情を感じました。

鳴いているミンミンゼミ♂を横から見ると口吻は幹に突き刺してはおらず、吸汁と求愛歌を両立している訳ではありません。
大音量で発音する腹部の動きは伸縮させながら背側⇔腹側に大きく屈曲するだけでなく、意外にも複雑・繊細でした。
動画を撮りながら少しずつ回り込んでセミの背面も撮ろうとしたら、逆光になってしまいました。

ひとしきり鳴き終わるとミンミンゼミ♂は飛び去ってしまいました。
飛び立つ瞬間に小便の排泄はありませんでした。
うるさいセミが飛び去ったら急に辺りが静かになり、ピアノ練習曲がよく聞こえるようになりました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



ミンミンゼミ♂@サクラ幹♪

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