2018/08/06

オビカレハ(蛾)若齢幼虫に産卵する寄生ハエ♀



2018年5月中旬・午後17:00〜17:03


▼前回の記事
便秘に苦しむオビカレハ(蛾)幼虫はどう対処するか?

ミズナラの灌木に天幕状の巣を作って共同生活しているオビカレハMalacosoma neustrium testaceum)の若齢幼虫の様子を見ていると、怪しいハエが一匹、巣に紛れ込んでいました。
その正体は寄生バエ(ヤドリバエ科の一種)♀でした。
左の翅に切れ込みが入ったように破れていて、個体識別が可能です。

夕方の逆光で見えにくいのですが、動きの鈍い幼虫を狙いを定めると腹端を前方に屈曲しながら幼虫の背後から近づき、頭部付近の側面に卵を産み付けたようです。
産卵の決定的瞬間に別個体の幼虫が横を通りかかり、産卵管が見えなくなってしまいました。
攻撃されたオビカレハ幼虫は弱々しく頭部を左右に振って威嚇するだけでした。
ヤドリバエ♀は巣の上部に一時的に退避しました。

しばらくしてほとぼりが冷めると戻って来て、同一個体の寄主に対して再び産卵しました。
今度は産卵姿勢がしっかり撮れました。
腹端を前方に強く屈曲させて寄主に狙いを定め、寄主の頭部近く(胸部体節)の腹面(側面かも?)に産卵しました。
幼虫の群れに反撃されそうになると、さっと身をかわします。

天幕状の巣には発育段階の異なる大小様々なオビカレハ幼虫が集まっています。
寄生蝿の右下に見えるのは、幼虫が脱皮した後の抜け殻のようです。


オビカレハを寄主とするヤドリバエを写真同定してもらうために、ストロボを焚いた写真も高画質で撮ったつもりでした。
ところがカメラの設定を前日までインターバル撮影していたときの低画質にしたままで気づきませんでした。(痛恨のミス)

このヤドリバエ♀は口吻を出しっぱなしのように見えます。
寄主の巣を舐めて化学情報を検知しているのでしょうか?
産卵した寄主の傷口から出る体液を舐めたりするのかな?
素人目にはなんとなく口吻のように見えたのでが、そういう形状の触角なのかも? (高画質の写真を撮っていれば…。)



※ 逆光対策として、動画編集時にHDRishフィルターを適用しました。
いつもの自動色調補正より効果的です。
写真を撮るだけなら逆光のときはフラッシュを焚けば済むのですが、動画撮影しようとすると困ってしまいます。
不用意に照明を点灯すると、昆虫や野生動物の自然な行動に悪影響を及ぼしたり逃げられたりする恐れがあるからです。

つづく→寄主オビカレハ(蛾)幼虫の巣に居座り産卵を狙うヤドリバエ♀【6倍速映像】


ヤドリバエsp♀+オビカレハ(蛾)若齢幼虫群れ@巣:ミズナラ灌木
ヤドリバエsp♀@産卵→オビカレハ(蛾)若齢幼虫

岩で日光浴するミシシッピアカミミガメ♂



2018年6月上旬

蓮池で1匹のミシシッピアカミミガメTrachemys scripta elegans)が岩に上陸して甲羅干し(日光浴)していました。
眠そうに瞬きするぐらいで、動きに乏しく、あまり面白くありません。
後半は首をゆっくり動かし、辺りをキョロキョロと見回しています。

前肢の爪が長く、甲羅の尾に近い部分にV字型の切り込みがあるので、どうやら♂のようです。
(参考サイト:カメの性別を見分ける方法ミドリガメの性別を見分ける3つの方法と性別による注意すべき疾患


ミシシッピアカミミガメ♂@池:岩+甲羅干し
ミシシッピアカミミガメ♂@池:岩+甲羅干し
ミシシッピアカミミガメ♂@池:岩+甲羅干し

2018/08/05

花壇でシバザクラ等の花蜜を吸うナミアゲハ



2018年5月下旬

民家の花壇に咲いたシバザクラ(芝桜)の群落でナミアゲハPapilio xuthus)が忙しなく訪花していました。
吸蜜中も翅を絶えず羽ばたかせています。
蜜源植物は必ずしも一種類に固執せず、たまに浮気して近くに咲いていた紫色のアジュガ(=セイヨウキランソウ;シソ科)およびオレンジ色のヘメロカリス(ユリ科ではなくて、ススキノキ科ワスレナグサ属)の花でもちょっとだけ吸蜜することがありました。(この園芸植物の花の名前が分かりません。)



【追記】
YouTubeのコメント欄にて、横室稜さんより以下のようなありがたいご指摘を頂きました。
イモカタバミじゃなくてシバザクラですね。紫色の花はアジュガという花です。オレンジの花はヘメロカリスという花です。

花の名前を訂正しておきます。
園芸植物は苦手ですが、一つずつ地道に覚えるしかありませんね。
シバザクラは知っていたのに、イモカタバミと間違えるなんてお恥ずかしい…。
▼関連記事芝桜の花蜜を吸うキアゲハ

ナミアゲハ@花壇:シバザクラ訪花吸蜜
ナミアゲハ@花壇:アジュガ訪花吸蜜

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