2017/12/18
コスモスの花蜜を吸うモンシロチョウ
2016年10月上旬
郊外の原っぱ(休耕地?)に咲いたコスモス(秋桜)の群落でモンシロチョウ(Pieris rapae)が訪花していました。
ピンクの花で翅を広げて日光浴しながら吸蜜しています。
一度飛び立っても同じ花に舞い戻って来ました。
花蜜が豊富という理由だけでなく、もしかするとコスモスの花弁がパラボラの太陽光集光器になっていて花の中央部が暖かいのかもしれません。
訪花昆虫の熱誘引は、気温の低い早春に咲くフクジュソウの花などで知られています。
フクジュソウもコスモスも向日性があるそうです。
いつかサーモグラフィーで確かめてみたいものです。
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チョウ・ガ(鱗翅目),
訪花
2017/12/17
タラノキの花で採餌するクロマルハナバチ♀
2017年8月中旬
平地の民家の庭木として植栽されたタラノキの周囲で重低音の羽音がするので探すと、クロマルハナバチ(Bombus ignitus)のワーカー♀が訪花していました。
後脚の花粉籠に少量の白い花粉団子を付けています。
白くて地味なタラノキの花から花へ忙しなく飛び回り、落ち着きません。
タラノキの花には微小なアリ(種名不詳)も大量に群がっていました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
【追記】
日浦勇『たらのき (かがくのとも204号)』を読むと、児童書ながら生活史と生態系が描かれていて面白かったです。
一つ勉強になったことは、タラノキの羽状複葉についての解説です。
ふといじくが えだわかれをして たくさんの ちいさいはを つけているようだけど、これぜんぶで 1まいの はっぱ。どうして これが 1まいの はっぱかって?あきのおわりには ふといじくの つけねからぽとりと おちてしまうから。
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ハチ・アリ(膜翅目),
訪花
2017/12/16
ホオジロ♂が柳の枝先で鳴きつつ脱糞♪(野鳥)
2017年6月中旬
川原に生い茂ったススキの穂からホオジロ♂(Emberiza cioide)が少し飛んで、柳の灌木の細い枝先に止まり直しました。
そこでひたすら囀り続けます。
これまで私が(主に山地で)聞き馴染みのあるホオジロ♂の囀りと比べて、この個体はさえずりが少し独特だと感じました。
個体差や方言(地域差)がありそうですが、声紋解析したくてもこの日は川のせせらぎだけでなく風切り音のノイズが耳障りだったため、諦めました。
さえずりの合間に白い糞をポトリと排泄しました。(@1:54)
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オニグルミの樹上で鳴きながら♪脱糞するホオジロ♂(野鳥)
一向に飛び立たないので、最後は引きの絵で状況説明。
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