2017年6月中旬
郊外の交差点で信号待ちしている間に撮影。
必死に飛んで逃げ回るノスリ(Buteo japonicus)をハシボソガラス(Corvus corone)が単独で追い回しています。
なかなか迫力のある空中戦が続きますが、見上げたときの電線が邪魔で、どうしても前ピンになりがちです。
後半は攻守が逆転して、ノスリがカラスを追い回す形になりました。
映像では高度の遠近感が分からないのですが、おそらくカラスが失速した結果、高度を保ったノスリが有利になったのでしょう。
カラスが堪らず空域を離脱し、ノスリは青空で弧を描く帆翔を続けています。
実はこの辺りは高圧線鉄塔#21に営巣していた番の縄張りです。
ちょうどこの日は最後の雛が巣立った日でしたが、親鳥は天敵の猛禽類が縄張りに侵入するのを許さず、単独モビング(擬攻撃)で追い払っているのでしょう。
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巣立ち後のハシボソガラス親鳥の行動(野鳥)
イラガ(蛾)の飼育記録#2016-14
2016年10月上旬・午前5:33〜9:49
朝に様子を見ると、イラガ(Monema flavescens)の終齢幼虫bが夜の間に食樹植物から自発的に離れて飼育容器のプラスチック壁面に静止していました。
てっきり脱皮前の眠かと思い、微速度撮影で監視を始めました。
100倍速の早回し映像をご覧ください。
壁に静止していても背脈管(昆虫の心臓)の激しい拍動が見られます。
脱皮前の眠かと思い込んでいたら、しばらくすると、その場で足場糸を張り巡らせて営繭開始。
イラガ幼虫はプラスチック容器の中でも表面がザラザラに加工してある部分を営繭場所に選びました。
背景が白いと、白い絹糸が見え難いですね。
この個体は営繭前に体色変化も見られませんでした。
採集時には一番小さな個体だったのに、飼育下では食欲旺盛で仲間をごぼう抜きして営繭を始めたのです。
イラガの終齢幼虫bは白い絹糸で自分の体の周りに粗い網目状の繭を順調に紡いでいたのに、途中でなぜか薄い繭が破けてしまいました。
幼虫の肉角が作りかけの繭を突き破ってしまったのかな?
絹糸と接着するプラスチック素材の相性が悪かったのかもしれません。(営繭場所の選択ミス)
もはや繭は修復不能らしく、体が外に出てしまった幼虫は困っているようです。
これ以上放置すると大量の絹糸を無駄に使うだけなので、小枝に移すことを決意しました。
今思うと、失敗作の繭を食べて絹糸のタンパク質を再利用していたのかもしれませんが、確認していません。
本を読むと、イラガは平面にも繭を作ることが出来るらしいのですが、失敗の原因は不明です。
(細い枝に作る時と比べて平面上の繭は縞模様が変わるらしい。)
もしプラスチック容器を横に寝かせて水平にしておけば、失敗事故は避けられたでしょうか?
この間、ときどき記録した室温は以下の通り。
午前6:26 室温22.3℃、湿度62%
午前7:22 室温21.0℃、湿度72%
午前8:54 室温21.5℃、湿度72%
つづく→#15:小枝に繭を作り直したイラガ(蛾)終齢幼虫b【100倍速映像】
【おまけの動画】
同じ素材で再生速度を落とした60倍速映像とオリジナルの10倍速映像をブログ限定で公開します。
じっくり見たい方はこちらをご覧ください。
2017年7月下旬・午前6:50
朝の蓮池に飛来したスズメ(Passer montanus)が水面を覆うハス(蓮)の葉に着陸しました。
体重が軽いので、沈まずに水面に浮いていられます。
葉から葉へときどき走り回って、何か虫を捕食しているようです。
もう1羽は初め、大きな蓮葉の下で休んでいました。
まるで大きな日傘をさしているようです。
スズメは長い茎にも器用に止まることが可能です。
蓮の葉は高い撥水性を持つため、スズメが動くことで葉に付いていた大きな水滴が玉のように動きます。
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水を弾き泥汚れも付かないハスの葉の秘密:ロータス効果の実演
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
ハンディカムで撮ったので、画質や望遠性能がいまいちです。