高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#4
2017年5月下旬・午前11:35〜11:45
いつもの撮影ポイントに三脚を据えて、まず抱雛中のハシボソガラス♀(Corvus corone)を写真で記録しました。
同時期に並行して観察している高圧線鉄塔#19(二つ隣の鉄塔)のハシボソガラスの巣よりも雛の発育が明らかに遅れています。
ところが写真撮影中にもう一羽の親鳥♂が帰巣したので、慌てて動画モードに切り替えました。
雛鳥が必死に背伸びして嘴を大きく開き、餌乞いしています。
給餌を済ませた番の一羽が巣から飛び立ちました。
留守番する親鳥(おそらく♀)が巣に座り込みました。
依然として雛が首を伸ばす姿が見えるので、雛の上に乗ったのではないようです。
晴天の正午前は見るからに暑そうで、抱雛の必要がないのでしょう。
親鳥が雛のために翼を広げて日陰を作ってやったりはしていません。
全ての雛がもう少し育てば自力で体温調節が可能になり、親鳥は2羽の共稼ぎで採餌に出かけられるはずです。
帰り際にアングルを変えて再びカラスの巣を撮ってみました。
鉄塔に近づくと見上げるアングルになり、巣内の雛の姿は見えなくなってしまいます。(去年の定点観察が失敗したのは、これが原因です。)
親鳥♀が巣内で何やら世話をしている動きだけが見えました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→#5:巣で羽ばたく練習を始めたハシボソガラスの雛(野鳥)
2016年10月中旬
ベニカナメモチ(レッドロビン)の生け垣でコガタスズメバチ(Vespa analis insularis)のワーカー♀が枝から滲み出る樹液を舐めに来ていました。
素人目には最近枝を剪定された形跡はないのに不思議です。
晩秋になると枝先から自然に樹液を分泌するようになるのかな?
もしかすると、スズメバチが樹皮を噛んで傷つけて、樹液の分泌を促しているのかもしれません。
1匹が吸汁の合間に身繕い(休息?)していたら突然、左からもう一匹♀が飛来しました。
軽く小競り合いになったものの、すぐに飛び去りました。
同じ巣(コロニー)から来たのでしょう。
2匹は同じ小枝で仲良く吸汁するようになりました。
生垣をあちこちに飛び回ります。
ミツバチが餌場の位置情報をダンスで正確に伝達するのに対して、スズメバチは巣の仲間を餌場に呼び寄せることはありません。
外役中の各ワーカーが偶然に同じ餌場を見つけたのでしょう。
他のコロニーの個体に対しては占有行動をするのでしょうか?
雑木林でよく見られる樹液酒場とは異なり、この生垣の樹液スポットはあちこちに点在している上に個々の分泌量が少ないので、防衛しにくい気がします。
山内博美『都市のスズメバチ』によると
・生け垣によく使われるベニカナメモチ(レッドロビン)にもスズメバチがやって来る。(p45より引用)
・レッドロビンの樹液を舐めるコガタスズメバチ(写真のキャプション)
普段の私の虫撮りは「犬も歩けば棒に当る」式の行き当りばったりのスタイルなのですが、この記事は予備知識を元に「撮りたい!」と思ってレッドロビン生垣の見回りに出かけ、ものにしたネタです。
▼関連記事
・ベニカナメモチ生垣の樹液を舐めるキイロスズメバチ♀
・レッドロビンの生垣で樹液を吸いに来たコガタスズメバチ♀
高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#3
2017年5月中旬
夕方に通りかかると、ハシボソガラス(Corvus corone)の親鳥(おそらく♀)が在巣で抱雛していました。
辺りをキョロキョロ見回したり、羽繕いしたりしています。
夕日に対して完全に逆光のアングルですけど、どうせカラスは真っ黒なので、シルエットが際立って好都合かもしれません。
急に親鳥が立ち上がると、右横の鉄骨へピョンピョン跳んで移動しました。
巣を離れると、左の農地へ向かいました。
雛あるいは自分自身のために採餌に出かけたのでしょう。
※ 逆光のため、動画編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→#4:ハシボソガラス♀が巣で抱雛し♂が給餌に通う(野鳥)