2017/09/06

ラ・フランスの果実で吸汁するアカタテハ、ヒメスズメバチ、キタテハ秋型



2016年10月上旬

洋梨(ラ・フランス)の果樹園で、枝になったまま熟し過ぎた(腐りかけた)果実に種々の昆虫が集まっていました。
元々は野鳥につつかれたのかもしれません。(※追記参照)
甘い果実が発酵して、まるで樹液酒場のようなパーティーが開かれています。

アカタテハVanessa indica)が翅を閉じたまま吸汁し、ときどき翅を素早く開閉しています。(威嚇?)

撮影中は気づかなかったのですが、同じ腐果の裏側でヒメスズメバチVespa ducalis)も実を齧っていました。

アカタテハの隣にキタテハPolygonia c-aureum)秋型が飛来して吸汁を始めても、アカタテハは寛容でした。
これでもしルリタテハも来てくれたら、赤黄青の三色タテハが揃って役満だったのに…。

ちなみに、山形県は西洋梨の生産量(収穫量)で全国ナンバーワンを誇ります(2015年のシェアは65.1%)。

サクランボと並んで山形県の果物の代名詞となっています。



※【追記】
『原色図鑑 夜蛾百種―吸蛾類を中心として』という本を読んで初めて知ったのですが、果実が未熟で青いうちから夜行性の吸蛾類が口吻を突き刺して加害することがよくあるそうです。
夜の果樹園を見回るのも面白そうです。



2017/09/05

巣に来たハエを追い払うハシボソガラス(野鳥)



高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#2


2017年5月中旬・午後14:43と17:00頃の2回

鉄塔の近くを通りがかった際に、ハシボソガラスCorvus corone)の親鳥が帰巣する瞬間を撮ることが出来ました。
雛が卵から孵化したかどうか不明です。
雛の背が巣の高さよりも成長するまで、餌乞いする雛の姿が外からは見えないのです。
鉄塔に登って巣の中を直接観察できない以上、親鳥の行動で推測するしかありません。
親鳥の帰巣後の行動が転卵なのか、幼い雛鳥への給餌なのか、私には判断できませんでした。

巣の周囲を飛び回るハエ?を親鳥が気にして嘴で追い払うような仕草が興味深く思いました。
こんな高所までハエが来ているということは、雛の食べ残しや糞などの汚物が巣にありそうです。
もしかすると、カラスの雛に寄生するハエがいるのかもしれません。
あるいは蚊柱のようなものの可能性もありそうです。
親鳥(♀?)が巣に座り込んで抱卵/抱雛を始めると、親鳥の尾羽根しか見えなくなりました。


抱卵/抱雛中の親鳥♀の尾羽根が巣から飛び出て見える

その数時間前には、親鳥が鉄塔の天辺から伸びる高圧線(いつもの定位置)に止まって辺りを監視していました。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


つづく→#3:抱雛を止めて巣から飛び立つハシボソガラス(野鳥)


イヌツゲ雌株の花蜜を吸うセイヨウミツバチ♀



2017年6月中旬

某会社の入り口の生け垣としてイヌツゲが植栽されていて、セイヨウミツバチApis mellifera)のワーカー♀が何匹も訪花していました。
羽音がブンブンとうるさく、どの個体を撮るか目移りしてしまいます。

庭木に対して私はあまり興味が無いのですが、昆虫との関わりがあれば名前を調べようという気になります。
丸くて小さな常緑の葉をつけた枝を全体として丸い樹形に刈り込んであります。
葉が互生しているので、ツゲではなくイヌツゲと確定しました。
小さくて白い花が地味に咲いていて、よく見ると雌しべだけで雄しべがありません。
イヌツゲは雌雄異株で、この木は雌株なのです。
クサグモ?の棚網もあちこちに作られています。

訪花しているミツバチの後脚の花粉籠は空荷でした。
雌花には花粉が無いため当然ですね。
複数個体を撮影。




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