高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#2
2017年5月中旬・午後14:43と17:00頃の2回
鉄塔の近くを通りがかった際に、ハシボソガラス(Corvus corone)の親鳥が帰巣する瞬間を撮ることが出来ました。
雛が卵から孵化したかどうか不明です。
雛の背が巣の高さよりも成長するまで、餌乞いする雛の姿が外からは見えないのです。
鉄塔に登って巣の中を直接観察できない以上、親鳥の行動で推測するしかありません。
親鳥の帰巣後の行動が転卵なのか、幼い雛鳥への給餌なのか、私には判断できませんでした。
巣の周囲を飛び回るハエ?を親鳥が気にして嘴で追い払うような仕草が興味深く思いました。
こんな高所までハエが来ているということは、雛の食べ残しや糞などの汚物が巣にありそうです。
もしかすると、カラスの雛に寄生するハエがいるのかもしれません。
あるいは蚊柱のようなものの可能性もありそうです。
親鳥(♀?)が巣に座り込んで抱卵/抱雛を始めると、親鳥の尾羽根しか見えなくなりました。
抱卵/抱雛中の親鳥♀の尾羽根が巣から飛び出て見える |
その数時間前には、親鳥が鉄塔の天辺から伸びる高圧線(いつもの定位置)に止まって辺りを監視していました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→#3:抱雛を止めて巣から飛び立つハシボソガラス(野鳥)
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