2017/07/24

高圧線の鉄塔に作られた巣で抱卵するハシボソガラス♀(野鳥)



2017年4月下旬・午後17:26~17:28

高圧線の鉄塔#19でのハシボソガラス営巣記録#1


郊外の住宅地にそびえ立つ高圧線の鉄塔#19の最上部付近に新しくハシボソガラス(Corvus corone)の巣を発見。
巣材はやはり多数の小枝をお椀状に組み合わせたものでした。
♀と思われる親鳥が巣に座って抱卵しているようです。
(造巣から見届けている訳でもありませんし、鉄塔に登って巣の中を確認した訳ではないので、抱雛の可能性を否定できません。)
油断なく辺りをキョロキョロ見回しています。
高所にある営巣地ですけどアングルを工夫すれば観察しやすそうなので、ここも定点観察に通うことに決めました。
前年は中途半端な観察しか出来なかったので、今年は繁殖の初期から気合を入れて通います。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#2


以下の写真はアングルが悪くて在巣の親鳥が写らず。

オクウスギタンポポの白い花とヤブキリ若齢幼虫



2017年5月中旬

郊外の道端に咲いた白いタンポポの花にヤブキリ(Tettigonia orientalis)の幼虫を見つけました。
残念ながら食事中ではなく、花の上でただ休んでいるだけでした。
『バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑』p90によると、春にヤブキリとキリギリスの幼虫の見分ける方法は簡単で、背に一本線がヤブキリで、2本線だとキリギリスの幼虫。




▼関連記事
セイヨウタンポポの花とヤブキリ若齢幼虫

日本中で在来種のタンポポが外来種のセイヨウタンポポにすっかり駆逐・蹂躙されてしまった昨今、白い花のタンポポは貴重です。
石垣の下に咲いたタンポポの群落の中で一つだけ唐突に白い頭花だったので突然変異個体なのかと疑ったのですが、調べ始めるとなかなか奥が深い世界でした。
シロバナタンポポでもなく、ようやくオクウスギタンポポ(Taraxacum denudatum)と判明。
日本のレッドデータによると、ここ山形県では絶滅危惧種Ⅱ類(VU)に指定されている珍しい種類のタンポポでした。

ちなみに、すぐ隣の群落は総苞の形状から在来種のエゾタンポポ(Taraxacum hondoense)でした。

オクウスギタンポポの花がしっかり開いてから改めて写真を撮ろうと数日後にいそいそと再訪してみたら、残念ながら他の雑草と一緒に綺麗さっぱり除草されていて落胆しました。
絶滅危惧種だというのに、タンポポを保護するという発想をこの近所の人々に伝えるのは難しそうです。


【追記】オクウスギタンポポを漢字で書くと奥薄黄蒲公英ですから、「白い花」ではなく淡黄色と呼ぶべきでしたね。


2017/07/23

アケボノスギ梢の巣で抱卵するハシボソガラス♀(野鳥)



2017年5月上旬
▼前回の記事
メタセコイア樹上の巣で抱卵・転卵するハシボソガラス♀(野鳥)

メタセコイア(=アケボノスギ)の梢に営巣したハシボソガラス(Corvus corone)の定点観察記録。

見に行っても親鳥が不在のことが多く、久々に在巣の親鳥を撮ることが出来ました。
廃巣ではないと分かり一安心。
巣に座って抱卵中の親鳥(♀?)は警戒して辺りをキョロキョロ見回しています。
メタセコイアの葉が茂り始めました。
背後の里山からもようやく雪が溶けて消えました。

おそらく抱卵だろうと勝手に想像したものの、高木によじ登って巣の中を確認した訳ではないので、抱雛の可能性を否定できません。
(卵から雛が孵化しているかもしれない。)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

その後も通りかかる度に定点観察を続けたのですが、メタセコイアの葉が生い茂ると巣がすっかり隠蔽されてしまいました。
親鳥はそれを見越してここに巣を作ったのかもしれません。
観察しやすい別の営巣地を見つけたこともあり、ここからは足が遠のきました。
悪いことは重なるもので、この営巣地の近くで大規模な土木工事が始まり騒々しい重機が何台も出入りするようになりました。
おそらく親鳥は環境悪化によりここでの繁殖を断念したのではないかと想像しています。
結局、ここでは親鳥が巣に出入りして雛に給餌するシーンも撮れずに終わり、残念でした。



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