2016/05/11
落ちたリンゴの実を採食するヒヨドリ(野鳥)
2016年3月中旬
雪が溶けた早春のリンゴ園でヒヨドリ(Hypsipetes amaurotis)が地上採食していました。
秋に収穫する前に台風などの影響で枝から落ちたリンゴの果実が冬の間は雪に埋もれて腐らずに冷蔵保存されていたのです。
春になると雪が消えてリンゴが再び地面に現れ、野鳥たちにご馳走を提供してくれます。
リンゴの実を啄んでいたヒヨドリは一度飛び立ったものの、すぐにまた戻って来ました。(別個体かも?)
果樹園の奥でムクドリが2羽、同様に採食しています。
夜のカバエダシャク♀【蛾:暗視映像】
2015年11月中旬・夜21:09
山中の建物の外壁に夜カバエダシャク♀(Colotois pennaria ussuriensis)が止まっていました。
赤外線の暗視カメラで撮りながら近づくと、寒いのに覚醒していて身動きしました。
気温を測るべきでしたね。
ビデオカメラの補助照明を点灯すると、触角が糸状なので♀と判明。
(カバエダシャクの)触角♂は羽毛状, ♀はごく短い櫛歯がある. (Digital Moths of Japanサイトより)しばらくすると、触角を翅の下にしまいました。
翅に指で軽く触れると翅を立て警戒します。
しつこく触れると、弱々しく羽ばたいて地面に落下。
カバエダシャクは同じ時期に活動する冬尺蛾のように、夜に求愛などの配偶行動をしないのかな?
もしかすると、性フェロモンで♂を呼び寄せるコーリングをしていたのかもしれません。
The females tend to be rather sluggish but the males fly actively at night and are attracted to light. (英語版wikipedia: Colotois pennariaより)
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2016/05/10
杉林に飛び込む猛禽類(野鳥)のペア
2016年3月中旬
夕方(16:15 pm)に田園地帯の上空をピーヒョロロ♪と繰り返し鳴きながら飛ぶ猛禽類を何気なく流し撮りしました。
低い滑翔と羽ばたきを繰り返しながら、山に向かって水平に(一直線に)全速力で飛んでいます。
山腹には残雪が見えますが、この猛禽類はそのまま山裾の杉林に突っ込んで姿を消しました。
遠過ぎてとても鳥の種類を見分けられませんでしたが、この辺りでよく見かける猛禽類といえば、トビ(Milvus migrans)またはノスリ(Buteo japonicus)が考えられます。
カラスの群れにモビングされて逃げ込んだ訳ではありません。
日没の1時間半前という時間帯を考えると、塒入り(就塒)だったのかもしれません。
少なくとも、昼間にこんな奇妙な飛び方をするのは見たことがありません。
ちなみに、この日の日の入り時刻は午後17:42。
撮影中は気づかなかったのですけど、すぐ後からもう一羽が同様に少し離れたスギの木の茂みに飛び込みました。
鳴いていたのは後続の個体かもしれません。
私の予想が正しければ、杉林の樹冠に
あるいは2羽で激しい縄張り争いになり、必死で逃げていたのでしょうか?
夕方になると山で強い上昇気流が発生するとしたら、そのために山へ向かっていたのかもしれません。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
カメラに外付けストロボを装着したまま動画を撮り始めたので、映像の冒頭にチュイーン♪と聞こえる高音ノイズはストロボのコンデンサーに充電するノイズです。
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