2014年7月中旬
川沿いの民家の庭に咲いたユリズイセン(=アルストロメリア)にフタモンアシナガバチ(Polistes chinensis antennalis)のワーカー♀が訪花していました。
花筒の奥に潜ったままなかなか出て来ませんが、吸蜜していると思われます。
この個体の採餌戦略は正当訪花のみで、見える範囲では盗蜜行動に切り替えることはありませんでした。
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2014年11月中旬・午前10時前後
農道に佇むキジ♂(Phasianus versicolor)を見つけて、そっと後をつけました。
用水路を飛び越える際に軽くケーン♪と一声鳴きました。(@0:40)※※
少しだけ飛ぶということが出来ないのか、結構な距離を飛んで隣の農地に着地しました。
いつ見てもキジ科の鳥は飛翔能力が不器用な印象です。
いずれにせよ、どうやら私に気付いた雄雉が警戒して逃げ出したようです。
その後は稲刈りの済んだ田んぼ(刈田)を歩きながら何か食べ物を啄んでいます。
イネの落ち穂を食べに来たのでしょうか。
どんどん遠ざかるので、私も追いかけて撮影を続けます。
こちらは用水路沿いの農道を歩くため、常に水音が手前から聞こえます。
キジ♂は田んぼを横切り畦道に登ると辺りを見渡しました。
最後は林縁の草むら(枯れ草)に姿を消しました。
奥に見えるのは杉林です。
※ 望遠レンズで撮ったやや不鮮明な映像をYouTube上で編集する際に自動色調補正を施してあります。
※※ キジ♂の飛び立ちの鳴き声を声紋解析してみる
いつものようにオリジナルのMTS動画ファイルから音声をWAVファイルにデコードしてから鳴き声+羽ばたきの部分を切り出し、スペクトログラムを描いてみました。
素人目には縄張り宣言の母衣打ちとの違いは、最後に飛ぶ飛ばないという点だけですけど、声紋上でも似ていますかね?
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2014年10月下旬〜11月上旬
里山の尾根道に沿って生えたアカマツの灌木でクロスズメバチの一種(あるいはホオナガスズメバチの一種である可能性もあります)が松葉の辺りで何匹も探索飛翔していました。
なぜか見かけるのは触角の長い雄蜂ばかりでした。
松葉で獲物を狩るシーンは一度も見ていません。
おそらくアブラムシの甘露が付いた松葉を探して飛び回っているのでしょう。
実際に松葉を舐めていたかどうかという点が一番気になるのですが、忙しなく飛び回る上に逆光で撮りにくく、いまいちよく分かりませんでした。
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松葉を舐めるシダクロスズメバチ♂の謎
この時期の2回にわたり(1週間間隔)場所も変えて複数個体を撮影しました。
蜂の採集に失敗し、残念ながら同定できていません。
この不思議な行動は偶発的なものではなく毎年繰り返される(再現性がある)という確証を得たので、個人的にはささやかながらも重要な発見として記録しておきます。
それにしても、なぜ♀は松葉に来ないのでしょうか?
不思議でなりません。
『スズメバチの科学』p97によると、
秋にマツ類につくカラマツオオアブラムシなどから多量に分泌される甘露は、多くのスズメバチ類の重要な餌資源となっており、カラマツなどの周りを飛び交う彼らの姿はよく観察される。