2014/04/22

モンキチョウの求愛飛翔?【ハイスピード動画】



2013年9月下旬

稲刈りをしている田んぼの畦道の上空を2頭のモンキチョウ(Colias erate poliographus)が互いにもつれ合うように飛び回っていました。
求愛飛翔かな?と思い、240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
2頭とも翅が黄色なので、♀♂ペアなのか、それとも♂同士の喧嘩(縄張り争い、誤認求愛)なのか、両方の可能性があり不明です。
♀同士がこのように飛び回ることはない気がします。(ひょっとしたら、あるかな…?)
♂♀ペアの求愛飛翔だと仮定すると、前を飛ぶ♂は翅を見せつけつつ上下に動いて後続の♀を下へ下へと誘導し着陸を促しているような印象を受けました。
着陸してくれないと落ち着いて交尾器を結合できないのでしょう。
黄金色の稲穂の上空で乱舞しています。
結局、求愛は成就せず(交尾には至らず)に別れました。


2014/04/21

ヤマトゴキブリの終齢幼虫:徘徊・身繕い・起き上がり行動



2014年3月上旬・室温20℃

台所で見つけたゴキブリを捕獲しました。
未だ翅がないので幼虫ですね。

クロゴキブリと迷ったのですが、在来種ヤマトゴキブリ(Periplaneta japonica)の幼虫でした。

幼虫の場合は、クロゴキブリでは全体が赤褐色をしているのに対し、本種では黒色或いは濃褐色で胸部外縁が赤褐色或いは黄褐色となる。
方眼紙に乗せて採寸してみると、体長〜20mm。
体長から終齢幼虫と思われます。

ヤマトゴキブリの場合、冬を越すのは一回脱皮した後の二齢幼虫か、羽化前の終齢幼虫である。(『わっ、ゴキブリだ!』p42より)

飼育中のマダラスジハエトリ♂の生き餌としていそいそと捕獲したものの、さすがに獲物としては大き過ぎたようでクモは逃げ回るばかりでした。
仕方がないので、物好きにもゴキブリ単体で飼育してみることにしました。
成虫に羽化するまでは見届けたいものです。

このゴキブリをビニール袋やプラスチック容器に密閉しておくと、独特の匂いが残りました。
ゴキブリホイホイに使われる誘引剤として馴染みのある匂いで、ゴキブリの排泄物(糞)に含まれる集合フェロモンなのでしょう。
不思議なことに、日が経つにつれて容器内にこの匂いがしなくなりました。


プラスチック容器のツルツルした壁は少ししか登れません。
脱走の恐れが無さそうで一安心。(成虫になれば飛んで逃げるかもしれません。)※
滑落して仰向けになると、慌てて暴れ自力で起き上がります。

長い触角を一本ずつ根本からしごくように舐めてきれいに掃除しています。

※ 【追記】
ネット検索中にゴキブリ駆除のサイトで私の観察結果に反する以下の記述を見つけましたが、これはヤマトゴキブリ成虫の話でしょうか。

プラケやガラスなどのケージでは側面を登るので脱走には注意すること。



カメバヒキオコシを訪花するトラマルハナバチ♀



2013年9月下旬

鎮守の森(杉林)の暗い林床に咲いたカメバヒキオコシ?をトラマルハナバチ♀(Bombus diversus diversus)が訪花していました。
後脚の花粉籠に白い花粉団子を付けています。
同一個体がトリカブトの群落でも訪花していました。

▼関連記事▼
トリカブトを訪花するトラマルハナバチ♀


【追記】
鈴木和雄『蜜を盗むハチーマルハナバチの盗蜜行動』によると、
 盗蜜といっても「窃盗」の場合は、じつは微妙で、送粉者と盗蜜者の境ははっきりせず、送粉への寄与にはさまざまな段階があります。たとえば、長い口吻をもった送粉者が、蜜源の浅い植物の花を訪花したときにある程度の送粉を行なっている場合があるからです。(中略)カメバヒキオコシに口吻がかなり長いトラマルハナバチが訪花しても、結実に充分な送粉が行われていました。こうした例もあるので、蜜源までの深さと口吻長が一致していないからといって、盗蜜と早急に判断することはできません。(ポピュラーサイエンス『動物たちの気になる行動(1)食う・住む・生きる篇』p72より引用)




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