2013/12/19

産卵中のマイマイガ♀(蛾)



2013年8月上旬

某山寺の板壁の隅にマイマイガ♀(Lymantria dispar japonica)がじっと止まっていました。
飛び立つ瞬間の動画を撮るつもりで翅に触れたのですが、全く動じません。
翅をめくると卵塊が見えたので、産卵中だったようです。
♀は死んでいるのかと思いきや、かすかに動きました。
「卵塊には産卵時に♀が植えた毛がある」らしいので、接写すればよかったですね。

ドクガ科でもマイマイガの成虫に毒毛はないので、触れてもかぶれたりする心配は無用です。

【追記】
英語版wikipediaの解説によると、マイマイガの♀は飛べないので羽化した場所の近くに産卵するらしい。


ただし、日本産のマイマイガについては当てはまらず、交尾を終えた♀は日没後に歩行や飛翔が活発になり産卵場所へ移動することを後に知りました。
マイマイガを研究した小汐千春『じらすメスと離れないオス―昼行性のガの場合』によると、
アジアやヨーロッパの♀は飛ぶらしいが、アメリカの♀は飛ばないようだというのである。もともとヨーロッパから人工的に持ち込まれた個体群であるのに、アメリカの個体群に飛翔能力がないらしいことは、一種のボトルネック効果ともいうべき現象で興味深い。 (『虫たちがいて、ぼくがいた:昆虫と甲殻類の行動』第2-2章p69より引用)


【追記2】
『繭ハンドブック』p107によれば、
(マイマイガ)卵塊の表面に♀成虫腹部の鱗毛を付着させている。





ウドの花蜜を吸うコガタスズメバチ♀



2013年9月下旬

畑の道端に咲いたウドの潅木でコガタスズメバチ♀(Vespa analis insularis)が吸蜜していました。



打ち上げ花火が放射状にパッと弾けたようなこの花を、見覚えがあるようで名前を知りませんでした。
うろ覚えの知識ではヤツデやハリギリの花に似ている気がしたのですけど、明らかに葉の形状が違います。
畑なので何か作物の花かな?と思いつつ調べてみると、こちらのサイト(ヤツデと似ている花を調べよう)で独活の花と判明しました。


【追記】
『昆虫の集まる花ハンドブック』p67によると、「スズメバチ類は(ウドなど)緑色の花が好き」とのこと。

2013/12/18

アシグロツユムシ♀の身繕いと排便@キツリフネ



2013年9月下旬

キツリフネの花の横でアシグロツユムシ♀(Phaneroptera nigroantennata)が葉に止まっていました。
産卵管を有する成虫の♀です。
のんびりと足先を舐めて掃除しています。
おもむろに糞を排泄しました。(@0:50)
肛門は産卵管の上にあるようです。
今回、糞を蹴飛ばす行動は見られませんでした。

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脱糞後はゆっくりと移動を始め、再び身繕い。






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