2013/08/11
ホソヒラタアブ♂♀ホバリングしながらの交尾と脱糞【ハイスピード動画】
2013年6月中旬
道端でホバリングしながら交尾する翔んだカップルを発見。
ホソヒラタアブの仲間でしょうか。
その見事なホバリング飛行を240-fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
1/8倍速のスローモーションでは高速の羽ばたきは捉えられませんが、まるで見えない糸に吊るされたように空中で静止しています。
飛翔は♂に完全に任せていることが分かります。
なんと♀を抱えて飛びながら白い水滴のような糞を排泄しました!(@16:58)
おそらく♂が脱糞したと思います。
交尾器が結合していても排泄可能なのでしょうか?
実はもう交尾器は結合しておらず、ただの交尾後ガード行動なのかもしれません。
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モズ♂の鳴き真似♪と虫捕食、ペリット吐出【野鳥】
2013年6月下旬
平地の住宅地でモズ♂(Lanius bucephalus)が電線に止まって頻りに鳴いていました。
かなり複雑な囀り(さえずり)で、何か他の種類の鳥の鳴き真似をしているようです。
モデルとなった鳴き声は何の鳥ですかね?
「百舌鳥」の名前の由来となった得意の鳴き真似を実際に聞いたのはこれが初で、感動しました。
やがて脱糞。(@0:50)
急に飛び上がって横の電線に移ったと思いきや、飛んでいる虫を空中で捕食したようです。(@1:15)
遠くて獲物の正体は不明ですけど、なんとなくトンボかな?(※追記2参照)
給餌のため帰巣しないということは、雛が巣立った後なのか、あるいは繁殖出来なかった(
虫を咥えたモズ♂は鳴き止んだようです。
尾羽根を上下しながら電線に止まっているだけです。
獲物を左脚に持ち直すと、ペリットを吐き出しました。(@2:20)
モズは猛禽類と同じように、食物を丸呑みにして消化されない骨片などをペリットとして吐き出す。(『日本動物大百科4鳥類Ⅱ』p85より)すっきりしたモズ♂は再び獲物を咥え、今度は自ら食べました。
有名な「はやにえ」にすることもありませんでした。
食後は嘴を電線に擦り付けます。
短時間でかなり濃密な観察ができて大満足♪
後で思うと、路上に落ちたペリットを探してみればよかったですね。
鳴き真似を声紋解析してみたいのですが、あいにく風切り音がやや耳障りです。
背景でスズメが鳴いています。
いつもお世話になっている野鳥の掲示板にて問い合わせたところ、とびしまんちゅさんより次の回答を頂きました。
難しいですね。動画開始30秒のところでは、ツバメの警戒音のようですが、それ以前はセグロセキレイっぽいのがありますね。その後、「ケッ」と一声アオゲラ的に…。
『アユの話』p48によると、
モズのなわばりの直径は電柱の間隔に近いといわれている。
2013/08/10
キアゲハ前蛹bが蛹になるまで【微速度撮影】
2013年6月下旬
キアゲハの飼育記録8
キアゲハ(Papilio machaon)終齢幼虫bが前蛹になってから翌日、最後の脱皮を行い、ようやく蛹となりました。
クチクラの色の変化など蛹化の前兆は忙しくて気づかず、監視カメラに記録を任せました。
止まり木として割箸を与えています。
帯糸を掛けた部分の割箸2本分(一膳)の幅は丁度10mm。
実際は一膳の割箸の右側1本分だけの幅で帯糸を掛けていました。
前半は10秒間隔のインターバル撮影で3.5時間(16:22〜19:52)前蛹を監視した計1,264枚の連続写真を素材に早回し映像を制作しました。
この間の室温は28℃→26℃。
後半は60秒間隔のインターバル撮影で約14時間(19:53〜09:47)帯蛹の色の変化を監視した計835枚の連続写真を素材に早回し映像を制作しました。
当然、早回しの速度は前半と違います。
蛹になってもときどき自発的に蠕動していることが分かります。
USB-LEDリングライトで一晩中照らしながら撮影したのですが、残念ながら白飛び気味で肝心の蛹の色が分かり難くなってしまいました。
もっと距離を離して照らすか、ディフューザーで光を和らげるべきでした。
その後この蛹bに触れても反応しなくなり心配していたら、寄生蜂が羽化してきました。
つづく→「キアゲハに寄生したアゲハヒメバチの羽化」
【追記】
モンシロチョウでは幼虫の段階で寄生蜂の幼虫が出てきますが、アゲハの寄生蜂では蛹の内部で卵が孵化し蛹化、羽化をしているようです。※本全体を通読した上で、文脈からここは幼虫ではなく蛹だと思うのですが、どうでしょう?
アゲハチョウで寄生されていない幼虫※は尾部に弾力性がありますが、硬くなっているものは寄生されている可能性があります。(本田計一, 村上忠幸『ワンダフル・バタフライ―不思議にみちたその世界』p49より引用)
同書の後半にもアゲハチョウの蛹の生死の見分け方として同様の記述がありました。
蛹が生きていることを調べたいときは、尾部のじゃばら状の部分を指で曲げてみてください。くねくねと柔軟性があれば生きています。蛹で死んでしまった場合、硬くなっています。また、小枝に蛹がついている場合は、枝ごと振ってみてください。生きている蛹は、ぶらぶらしません。筋肉が働き振る動きに抵抗するような動きをします。
| 前蛹 |
| 帯蛹 |
| 帯糸 |
| 抜け殻(蛹化の脱皮殻) |
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