2012/01/31

笹の葉を蚕食するタケカレハ幼虫(蛾)



2012年1月上旬

タケカレハの飼育記録

冬にタケカレハEuthrix albomaculata directa幼虫が雪面をウロウロと徘徊する様子は季節の風物詩です。
関連記事→「雪面のタケカレハ(蛾)幼虫
この毛虫を2頭採集して飼い始めました。

2006年も幼虫から育ててみたのですが※、冬はブログがネタ切れになりそうですし、微速度撮影してみたいテーマが幾つかあるのです。
※「タケカレハ(蛾)幼虫の繭作り:前編」の動画は私がYouTubeで公開した最も初期の作品になります。
食草はイネ科植物(竹、笹、ススキなど)なので、雪国でもなんとか調達可能です。

虫を飼うと食草や生き餌を調達する必要に迫られ定期的にフィールドに出なければならず、出不精が解消されます♪

新鮮なササの葉(種名不詳)を与えてみると早速、蚕食し始めました。
堅い繊維を口器で断ち切る音がカシカシ♪聞こえます。
夜中や朝(消灯時)になると特に響いてきます。
タケカレハ幼虫が夜型の日周活動なのか、それとも単に周囲が静かだからでしょうか。

食餌シーンを動画に接写。
照明を点けても気にしなくなりました。
摂食中の口器の動きを正面から接写したかったのですが、顔に生えた下向きの長い毛に隠されてうまく撮れませんでした。
食草から口を離して探索徘徊し、容器の縁に登ろうとするほど元気です。


映像に登場するこの毛虫には、背中(中央よりやや右寄り)に気になる瘤が一つあります。
寄生されているのだろうか? 腫瘍?


つづく



2012/01/30

ヒメギス♂がヨモギを採食



2011年10月中旬

道端の草むらでヒメギスがヨモギに止まっていました。
短翅型のヒメギスで(それともイブキヒメギス?)、産卵管が無いことから♂。
口器や口髭が動いているので、さっきまで葉を採食していたのだろうか。





2012/01/29

電線で鳴くハシブトガラス【野鳥】



2011年12月下旬

雪がちらつく中、山際の宅地で電線に一羽のハシブトガラスCorvus macrorhynchosが止まって鳴いていました。
個人的にあまり耳慣れない、声に力の無い鳴き方でした。
老鳥かと思ったのですが、勝手な想像に過ぎません。
声紋解析を勉強して鳴き方を比較できるようになったら面白そうです。
鳴く度に上半身を下げているように見えますが、これはハシボソガラスの特徴らしい(これハシブトじゃないの?)。
残念ながら手前の電線が邪魔…。
飛び立つと強風に煽られるように旋回し、一声カー♪と鳴いてから山に向かいました。




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