2012年1月上旬
タケカレハの飼育記録
冬にタケカレハ(Euthrix albomaculata directa)の幼虫が雪面をウロウロと徘徊する様子は季節の風物詩です。
関連記事→「雪面のタケカレハ(蛾)幼虫」この毛虫を2頭採集して飼い始めました。
2006年も幼虫から育ててみたのですが※、冬はブログがネタ切れになりそうですし、微速度撮影してみたいテーマが幾つかあるのです。
※「タケカレハ(蛾)幼虫の繭作り:前編」の動画は私がYouTubeで公開した最も初期の作品になります。
食草はイネ科植物(竹、笹、ススキなど)なので、雪国でもなんとか調達可能です。
虫を飼うと食草や生き餌を調達する必要に迫られ定期的にフィールドに出なければならず、出不精が解消されます♪
新鮮なササの葉(種名不詳)を与えてみると早速、蚕食し始めました。
堅い繊維を口器で断ち切る音がカシカシ♪聞こえます。
夜中や朝(消灯時)になると特に響いてきます。
タケカレハ幼虫が夜型の日周活動なのか、それとも単に周囲が静かだからでしょうか。
食餌シーンを動画に接写。
照明を点けても気にしなくなりました。
摂食中の口器の動きを正面から接写したかったのですが、顔に生えた下向きの長い毛に隠されてうまく撮れませんでした。
食草から口を離して探索徘徊し、容器の縁に登ろうとするほど元気です。
映像に登場するこの毛虫には、背中(中央よりやや右寄り)に気になる瘤が一つあります。
寄生されているのだろうか? 腫瘍?
(つづく)
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