2012/01/25
杉の枝で群れる冬のヒガラ【野鳥】
2011年12月下旬
スノーシューを履いて山道を登っていたら、道端にそびえ立つ杉の大木から小鳥の賑やかな鳴き声が聞こえてきました。
雪がちらつく中、梢にレンズを向けるとヒガラの群れを発見。
映像には少なくとも二羽のヒガラ(Periparus ater insularis)が写っています。
ヘッドフォンでボリュームを上げれば鳴き声がかすかに聞こえると思います。
あちこち雪が積もった枝から枝へ飛び回り、元気に遊んでいるようにも見えますが、採食行動かもしれません。
嘴を足元の枝に擦り付けています。
2012/01/24
ウスモンフユシャク♂は準備運動なしで飛べる【冬尺蛾】
2011年12月中旬・気温1℃
山中の建物外壁に止まっていた冬尺蛾♂(前翅長14mm)。
ウスモンフユシャク♂(Inurois fumosa)かな?と予想をつけ、虫我像掲示板にて確認してもらいました。
どこかにぶつけたのか、左前翅中央の鱗粉が剥げて薄くなっています。
指で軽く触れると少し壁を登ってから急に羽ばたいて逃げました。
冬尺蛾と言えば翅を退化させた♀の適応戦略が話題になります。
私はむしろ♂が低温下でも飛べる秘密に興味を覚えます。
夏から秋にかけて見られる大型の蛾(ヤママユガ科やスズメガ科など)は胸部の飛翔筋をしばらく震わせて入念に準備運動してからでないと飛び立てないのに対して、この冬尺蛾♂は危険に際して直ちに飛び立つことが出来ました。
先程の蛾が近くの壁に止まったので、今度は試しにハイスピード撮影(220 fps)してみました。
飛び立つ瞬間をスローモーションで見ると、体に触れられたウスモンフユシャク♂は脚で壁を蹴り、空中で羽ばたきます。
一回の羽ばたきでフレームアウトしてしまいました。
やはり準備運動なしで飛べるようです。
配偶行動が始まる(♀を求めて飛び回る)夕刻まで壁に止まって休んでいたのでしょう。
実は、少し離れた白壁に無翅の♀(同属であるウスバフユシャクの一種;Inurois sp.)も見つけました。
関連記事→「ウスバフユシャクの一種♀を見つけた!(無翅の冬尺蛾)」♂♀は互いの存在には気づいていないようで静止していました。
もし求愛交尾したら♀の方も同種と判明したのですが、私が触れたせいで♂も♀も壁から居なくなってしまいました。
暗くなるまで粘って待つか、いっそのこと採集して飼育下で配偶行動を観察すればよかったと後悔…。
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スローモーション,
チョウ・ガ(鱗翅目),
飛翔
2012/01/23
有翅型タマバチの一種が雪面を歩行
2011年12月下旬・気温2℃@雪面
雪山のベンチ(標高〜570m地点)に積もった新雪の上をゆっくり歩いていた虫です。
体重が軽いと脚が雪に潜らず、ラッセル不要で羨ましい…。
きっとタマバチの一種だと思うのですが、有翅型を見つけたのは初めてかもしれません(種名不詳)。
採集してみると、体長〜3mm。
翅脈がシンプルと言うか著しく退化傾向にある点が興味深く思いました。
特に後翅は痕跡程度の翅脈しかありません。
【追記】
「あおもり昆虫記」サイトにて、素人目には似たようなタマバチの写真を見つけました。
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