2011/09/08

ワカバネコハエトリ?♂がノシメマダラメイガを捕食




2011年5月中旬

室内に迷い込んだハエトリグモ♂を捕獲し、飼い始めました。
体長~4.5mm、左の第一脚が欠損しています。
歩脚の腿節に黒条が目立ちます。


クモ蟲画像掲示板にて問い合せてみると、画像のみによる判定は困難だがアサヒハエトリグモ属の一種(Phintella sp.)で、もしかするとワカバネコハエトリ(Phintella castriesiana)かもしれない、との回答を頂きました。


中段左は飼育容器底に作った薄い住居網の中で休んでいる様子。


厨房で発生する困った害虫ノシメマダラメイガPlodia interpunctella)を生き餌として容器に投入してやります。
クモより蛾の方が少し大きいのですが、いつの間にか自力で狩って捕食します。
上の動画は別の日に撮った2回の食餌シーンをつなげて再構成した映像です。
(獲物に飛びつく狩りの瞬間のシーンは撮れていません。)
蛾の一頭は食われながら虫の息で産卵したので♀だったようです。
獲物の体液を吸い終わり満足すると死骸を捨て、鱗粉まみれのまま歩き去りました。
これから時間をかけて念入りに身繕いします(映像なし)。





2011/09/07

キノコを食べるナメクジ【名前を教えて】



2011年8月下旬


里山の遊歩道にて、朽ちて苔むした丸太の切り株に白いキノコが生えていました。
よく見ると、キノコの柄に一匹のナメクジが取り付いてゆっくり食べているようです。
背中に甲羅は無く、全体が褐色で見慣れないナメクジです。
ナメクジ図鑑も持っていない素人の山勘ですが、もしかしたらこの里山で昨年2匹見つけたハナタテヤマナメクジと思われる種類かもしれません。
関連記事はこちら→「ハナタテヤマナメクジ?」「ハナタテヤマナメクジ?の徘徊(20倍速)
ハナタテヤマナメクジは鮮やかな黄色ですが、今回の個体はその褐色変異体かも…と勝手に都合よく想像してみました。
眼柄が黒い点は共通しています。
新潟や東北地方のブナ林に生息し、キノコを好んで食べることが知られているそうです。
他の種類のナメクジもキノコを食べるのだろうか※。


実は、全く同じ場所で昨年キノコを食べるヤスデを観察しました。
関連記事はこちら→「キノコを食すヤスデ
 今回もキノコの傘の部分で数匹のヤスデが食事中でした。


このキノコやナメクジの名前が分かる方がいらっしゃいましたら、是非教えてください。
オオイチョウタケ?!(ド素人の当てずっぽう)


【追記1】
micromyuさんより「オオイチョウタケは地上性のキノコで朽木の上には生えないはずだから除外できる」とご教示頂きました。




※【追記2】
『ゲッチョ先生のナメクジ探検記』によると、ナメクジ類はキノコが大好物らしく毒キノコにも喜んで集まるらしい。



2011/09/06

カボチャを食べながら鳴く♪エンマコオロギ♂



2011年8月下旬・室温24℃

飼育中のエンマコオロギ♂(Teleogryllus emma)にカボチャの切れ端を与えたらとても気に入ってくれたようで、食べながら美声を聞かせてくれました。
コオロギで鳴くのは♂だけです。
尾端の中央に長く伸びているように見えるのは産卵管ではななく畳んだ後翅です。
♀の産卵管はもっと細くて長いです。
発音器官である前翅は必ず右翅を上、左翅を下に重ねます。
鳴く前に前翅を少し斜めに立ててから互いに擦り合わせます。
(基本的に物陰に居る方が安心するようですが、撮影のため照明に少しずつ馴れてもらいました。)
♂を一匹室内で飼っているだけでコロコロリー♪と澄み切った美しい鳴き声が家中に響きわたり、毎晩しみじみとした癒しと安らぎを得られます。
どこにでも居る普通種ですし、庶民的な雑食性で飼い方も難しくないようです。
皆さんも試しに飼ってみませんか?
おすすめです。
私もコオロギの飼育は小学生のとき以来です。


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