2011/04/02

オオカマキリの交尾#1:恋の逃避行



2006年10月中旬

飼育中のオオカマキリ♀(Tenodera aridifolia)が一回目に産卵した翌日、外で捕獲した♂を同じ飼育ケースに入れてやりました(婿入り)。
隙を見て♀の背中に飛び乗った♂は細い腹部をJ字に曲げて交尾を試みます。
迫られた♀は狭い飼育ケース内では体勢が悪いのか、♂を背負ったまま落ち着ける場所を探し回ります。
移動の途中で結合が外れてしまいます(矢印)。
焦って追いすがる♂の必死さ加減が見所です。
ようやく枝の先にぶら下がって静止しました。
背後からしがみ付く♂の全体重も♀が支えます。


(つづく→#2:結合部のクローズアップ)

カメノコテントウの起き上がり運動



2006年11月上旬

仰向けに引っくり返されると、カメノコテントウ(Aiolocaria hexaspilota)はしばらく擬死(死んだふり)してから起き上がろうとします。
必死にばたつかせても短い脚は地に届きません。
スロー再生で見ると、翅を広げ後転しながら跳ね起きています。
翅の下に隠れている腹部背面はこんな毒々しい色だったのかー! 
右前胸部に付着した血のような赤は、危険を感じた時に脚の関節から分泌される臭い汁です。※
最後は窓の外へ飛び去りました(仏の顔も三度)。

※【追記】
『日本動物大百科10昆虫Ⅲ』p135によると、
苦く、独特のにおいをもつテントウムシの体液は、おもにあしの腿節と脛節の関節部から分泌され、一説によると彼らの血液である。

外部から刺激が与えられると反射的に異臭のある液体(reflex blood)を放出する。(『擬態だましあいの進化論〈1〉昆虫の擬態』p44より)



カメノコテントウの歩行



2006年11月上旬
畳の上をてくてく歩きます。
集団越冬に備えていつの間にか室内に浸入していました。
数はナミテントウよりもずっと少ない。
カメノコテントウは日本最大のテントウムシです(本個体は体長11mm)。


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