2024年5月下旬・午前10:05頃・晴れ
休耕地らしき原っぱの端っこでキジ♂(Phasianus versicolor)が歩きながら地面をあちこち啄んで食事をしています。
原っぱの奥にある雑草の茂みや雑木林にいつでも逃げ込めるように、林縁から離れずに採食しています。
しかし草丈の高い茂みの中ではなく、もっと開けた見晴らしの良い原っぱで採食するのがキジ本来の好みのようです。
私の背後の車道をトラックや普通車両が次々と騒々しく走行しても、だいぶ距離が離れているので、キジは気にしません。
採食の合間にときどき立ち止まってやや背伸びをしても、キジ♂はなかなか鳴いてくれません。
全身の羽毛を逆立てて身震いすることもありました。
ようやく、縄張り宣言の母衣打ち♪を披露してくれました。(@5:44〜)
1/5倍速のスローモーションでリプレイすると(@6:17〜)、ケンケーンと大声で絶叫する前後で素早く3+9回羽ばたいていました。
この力強い羽ばたきによって、ドドドド…♪という重低音のビートが鳴き声の伴奏になります。
母衣打ちの際に瞬膜が一瞬閉じています。
胸元の羽毛を嘴で整えてから(羽繕い)、採食を再開。
繁殖期のキジ♂は定期的に鳴くので、次は240-fpsのハイスピード動画でも母衣 打ちを録画しようと、同一個体を辛抱強く撮り続けました(@6:32〜)。
やはりこの個体は、3+9回羽ばたいて母衣打ちしていました。
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