2023年6月下旬・午前2:40頃
平地のスギ防風林にあるニホンアナグマ(Meles anakuma)の溜め糞場stmpで深夜に野ネズミ(ノネズミ)が何かを食べていました。
残念ながら食べているメニューを映像から見極められませんでしたが、3つの可能性が考えられます。
さすがにアナグマの糞(軟便)そのものは食べないはずです。
(1)糞塊に蠢く糞虫やウジ虫など食糞性の昆虫類(分解者)。
栄養価も高く、数としては圧倒的に多いはずです。
(2)溜め糞の糞便臭に誘引されて飛来する夜行性の蛾。
この動画の最後でも夜蛾が飛来しました。
直後に野ネズミが夜蛾に襲いかかったかもしれないのに、狩りの瞬間を撮り損ねてしまって残念無念。
関連記事(同所同時期の撮影)▶ ニホンアナグマの溜め糞場に飛来した夜蛾を捕食する野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】
(3)溜め糞に含まれる未消化の種子。
アナグマの主食はミミズと言われていますが、実際は雑食らしいです。
前日の昼間に撮った溜め糞stmpの写真に未消化の種子と思われる小さな粒々がしっかり写っていました。
下に再掲します。
いつか糞の内容物をしっかり調べれば、アナグマによる種子散布の実態も分かってくるはずです。(なかなか忙しくて余力がありません)
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