2023年6月中旬・午後15:00頃・雨
気象庁が東北地方南部で梅雨入りを宣言した日、道端の花壇に咲いた見知らぬ白い花にヒメウラナミジャノメ♀(Ypthima argus)が訪花していました。
小雨が降る中、翅をしっかり閉じたまま吸蜜しています。
セリ科のオオハナウドという野草と似ているなと思いつつも、園芸植物に疎い私はこの花の名前を知りませんでした。
検索ワード「園芸植物 6月の花壇に咲く白い花 装飾花」で画像検索したら、セリ科のオルレア(別名オルラヤ)らしいと判明しました。
傘形の散形花序はセリ科の特徴です。
ヒメウラナミジャノメ♀は途中から翅を半開きに開閉するようになりましたが、正面から撮っているため、翅表の斑紋がよく見えません。
私の背後の濡れた車道を車が水飛沫を上げながら通る度に、ヒメウラナミジャノメ♀は飛んで逃げてしまいました。
辺りをしばらく飛び回ってから、オルレアの別な散形花序に舞い降りました。
吸蜜しながら翅を半開きで開閉しています。
今度は見下ろすアングルになったので、翅表の斑紋が見えるようになり、♀と判明。
ビニール傘をさして撮影しました。
♀の前翅表の眼状紋の黄環は幅広く、その周囲の地色はより淡色になることが多い。は腹部は太く短い。(『フィールドガイド日本のチョウ』p271より引用)
小雨なので、蝶の雨宿りの行動は全く見られませんでした。
翅の表面を覆う鱗粉で水滴を弾いてしまうのでしょう。
最後に花から飛び立つ瞬間を狙って1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:57〜)
【アフィリエイト】
0 件のコメント:
コメントを投稿