2023年3月下旬・午後16:30頃・晴れ
夕方の雪解け田んぼで集団採食するコハクチョウ(Cygnus columbianus bewickii)を動画撮影していたら、 群れが一斉に雪田を歩いて右に移動し始めました。
畦道を乗り越えて隣の雪田に移動する個体もいます。
初め私は大移動の理由が分からなかったのですが、飼い犬(秋田犬? 柴犬?)を散歩に連れてきた中年男性♂が奥の農道を左から歩いて来ました。 (@1:13〜)
ヒトとイエイヌ(Canis lupus familiaris)に対する警戒・回避行動だと、ようやく合点がいきました。
リードに繋がれている犬は白鳥に襲いかかる心配はないと知っているのか、コハクチョウの採食群は一斉に飛んで逃げることはありませんでした。
その場で伸び上がりながら羽ばたいている個体は、いつでも飛び立てるように準備しているのかな?(それとも虚勢を張る誇示行動?)
コハクチョウがイヌに対して意外に図太いというよりも、採食している手前の雪田エリアと飼い犬が散歩する奥の農道は、映像で見る遠近感よりも実際はだいぶ離れているようです。
もしリードに繋がれていないイエイヌや野生のホンドギツネが近づいてきたら、コハクチョウの警戒・回避行動はどう変化するのか、興味があります。
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