2021年5月中旬・午前7:05頃・晴れ
交差点に面した2階建て木造家屋の軒下の角を塞ぐボードが一部外れていて、長方形に開いた穴にムクドリ♀♂(Sturnus cineraceus)が出入りしていました。
どうやら今季の営巣地を物色しているようです。
巣穴から飛び出してくる瞬間をまずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。
その後に等倍速でリプレイ。
冒頭のシーンで古い巣材(枯草の破片)が巣穴から落ちています。
おそらくこの屋根裏で毎年のようにムクドリが巣を作っているらしく、今は屋根裏をきれいに掃除しているところなのでしょう。
巣から出てきたムクドリはすぐ横の交差点の電線に止まりました。
♀♂番 が同じ電線に少し離れて止まり、羽繕いを始めました。
次に私がムクドリの入巣シーンを撮ろうとしたら、あからさまに警戒されてしまい、なかなか巣に飛び込んでくれなくなりました。
営巣期の野鳥は巣の位置を天敵に知られたくないので、巣に入る瞬間を見られたくないのです。※
電線から飛び立っても軒先で軽くホバリング(停空飛翔)してから屋根に止まりました。
240-fpsのハイスピード動画に切り替えてみましょう。(@1:08〜)
屋根から飛び降りても軒下の巣穴に入るのをためらい、その真下でホバリングしただけでまた屋根に戻りました。
短時間でも見事なホバリングを披露してくれて、その飛行性能に惚れ惚れします。
※ 少し離れた位置から望遠で撮影している私の姿がムクドリには丸見えなので、警戒されたのだろうと解釈しました。
それでも私がじっと動かずに撮影を続けると、やがてムクドリは警戒を解いて屋根裏の巣に再び出入りしてくれるようになりました。(映像公開予定)
別の解釈として、ムクドリ♀♂はこの営巣候補地を本当に見つけたばかりなのかもしれません。
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