2019年7月上旬
水田の農道で今季初の赤トンボを見つけました。
顔も真っ赤で、胸部側面に斑紋がありません。
翅の根元も赤みを帯びています。
調べてみるとショウジョウトンボ♂(Crocothemis servilia mariannae)という私が初めて見る種類でした。
ショウジョウトンボ成熟♂は翅を深く下げて休んでいます。
ときどき頭部がグリグリ動き、上空を油断なく見張っています。
素早く飛び立つと、水田の上をパトロールのように少し飛んでから再び農道に着陸しました。
飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:21〜0:33、 0:46〜1:19)
離陸直前に上空をグッと見上げました。
おそらく獲物となりそうな昆虫が飛来したのでしょう。
離陸直後の急旋回も披露してくれました。
飛び立ってもすぐにほぼ同じ場所へ舞い戻って来ます。
しかし獲物は捕らえておらず、狩りには失敗したようです。
獲物を待ち伏せするのなら、なぜ他のトンボのように背の高い草の茎や棒の先に止まらずに開けた地面に止まって居るのか、不思議です。
ショウジョウトンボ♂:側面@農道+休息 |
ショウジョウトンボ♂:顔@農道+休息 |
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