2019年7月上旬・午前7:00頃
溜池の水位を測るために立てられたコンクリート柱の頂にカワセミ♂(Alcedo atthis bengalensis)が1羽止まっていました。
池の水面を見張りながら頷くように頭を上下に動かしています。
獲物の小魚を探しているのでしょう。
池から垂直に突き出た水深計は最大5mまで測れます。
カワセミが魚を狙うための止まり場としては少し高過ぎると思うのですが、この池には他に手頃な高さの杭などが打ち込まれていないのです。
池に飛び込む瞬間を狙うつもりで240-fpsのハイスピード動画に切り替えてみました。(@1:27〜)
するともう1羽の♂βが飛来しました。
水位計のてっぺんに先客αがいることに気づくとあっさり諦めて退散しました。
先に陣取っていた個体♂αは左右の翼を持ち上げて軽く威嚇しました。
このコンクリート柱はカワセミが魚を待ち伏せするために最適の止まり場※なので、早い者勝ちなのでしょう。
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しかし、お山の大将のような本格的な争奪戦にはなりませんでした。
闘争時の鳴き声が録音されていないのは残念です。
ハイスピード動画が無音なのは、カメラの仕様です。
その後は、長撮りしてもなかなか水位計から池に飛び込もうとしません
向きを変えた際にバランスを崩しそうになると、翼を少し広げて立ち直りました。
真下の水面を見つめ、飛び込もうかと何度も躊躇していました。
最後カワセミ♂αは遂に右下へ飛び去りました。
それと入れ替わるように、順番待ちをしていた♂βが左から飛来しました。
せっかく場所が空いたのに、なぜか水位計の頂には止まらず、♂αを追いかけるように飛び去りました。
私がその後しばらく見張っていても、カワセミ♂αβは舞い戻って来ませんでした。
カワセミの縄張り争いにしてはのんびりしている気がしました。
親子(親鳥と幼鳥)なのかな?と勝手に想像してみます。
カワセミ♂(野鳥)@溜池:水位計柱天辺 |
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