2019年6月下旬
黄色い花が満開に咲いたキササゲ高木の周囲を多数のオオハキリバチ♂(Megachile sculpturalis)が群飛していました。
この立派な庭木は、2階建ての民家の屋根よりも高く育っています。
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あまりにも忙しなく飛び回り狂乱状態のようなので、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:25〜)
キササゲの樹冠を飛び交う蜂の群れをスローモーションで見ると、雄蜂♂の探雌飛翔であることが推察できます。
蜜を吸ったり花粉を集めたりすることが目的であれば、花から花へ飛び回るはずです。
ときどき♂同士が♀と誤認して互いに追飛しています。
未だ♀が羽化していないらしく、この日は交尾シーンどころかオオハキリバチ♀を1匹も見ていません。
なぜかミツバチやマルハナバチのワーカー♀がキササゲに全く訪花していない点も気がかりです。
好みの蜜源ではないのでしょうか?
他の種類の花でもなんだかミツバチの数が少ない印象です。
蜂群崩壊症候群に関する本を読んだばかりなので、日本でもミツバチの数が激減しているのではないかと心配でなりません。
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