2019年5月下旬
川沿いで白い花が満開に咲いたニセアカシア(別名ハリエンジュ)の木の枝葉に蓑虫がたくさん付いていました。
チャミノガ(Eumeta minuscula)の幼虫です。
多数の小枝を筒状に束ねて作った蓑に入ったまま引きずって葉柄を移動している個体がいます。
腹脚は退化してるのか、胸脚だけで歩いているようです。
頭部は焦げ茶色で斑点があります。
『イモムシハンドブック』を紐解いて調べると、チャミノガの食草リストにニセアカシア(マメ科)が含まれていました。(p50より)
葉を食べるシーンを観察したかったのですが、なぜか方向転換して葉柄を引き返してしまいました。
花を食べることもあるのでしょうか?
一時的に採集した蓑を採寸してみると、蓑の長さは約2cmでした。
撮影後は元の枝葉に蓑虫を戻しておきました。
持ち帰って飼育してみたいのはやまやまですが、これ以上ネタを増やす余力がなくて断念。
今後の宿題です。
チャミノガ(蛾)幼虫:蓑虫2@ニセアカシア葉裏 |
チャミノガ(蛾)幼虫:蓑虫@ニセアカシア葉柄+徘徊 |
チャミノガ(蛾)幼虫:蓑虫@ニセアカシア葉柄+scale |
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