送電塔#KN7に営巣したハシブトガラスの観察記録#8
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炎天下の巣箱で暑さに喘ぎながら雛に付き添うハシブトガラス(野鳥)
2019年5月下旬・午前9:52
ハシブトガラス(Corvus macrorhynchos)の親鳥♂が待てど暮せど採餌から戻ってこないので、痺れを切らした親鳥♀が巣を離れて自分で採餌に出かけてしまいました。
(出巣シーンは撮り損ね)
雛鳥はおとなしく留守番しています。
飛来したヘリコプターが送電塔の上空を通過すると、巣内の雛が大きく背伸びをしました。
親鳥が戻ってきたと誤認して、反射的に餌乞いをしたようです。
雛鳥の鳴き声は遠くて聞き取れませんでした。
カラスの雛鳥は通常、帰巣した親鳥が巣や鉄塔にトンと着陸したときの振動に反応して餌乞いを始めます。
雛がもう少し育つと、巣に戻って来る親鳥の姿を見つけただけで餌乞いをするようになります。
今回、飛来したヘリコプターに対する雛鳥の餌乞い反応は、視覚刺激によるものか聴覚刺激(ヘリコプターのエンジン音)がもたらしたものか、どちらでしょう?
つづく→#9:巣箱のある送電塔で鳴き続けるハシブトガラスの親鳥(野鳥)
ハシブトガラス雛(野鳥)@巣:送電塔#KN7+餌乞い |
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