2018年12月下旬
小雪がちらつく曇り空の午後、川沿いの道を私が歩いていたら、うっすらと雪で覆われた原っぱに1羽のキジ♂(Phasianus versicolor)なぜかうずくまっていました。
何か採食していたのかもしれませんが、私がカメラを向けた途端に警戒して逃げ始めました。
砂利を敷いた駐車場を走り抜け、藪を通ると、斜面を下りて河畔林へ向かいました。
最後はニセアカシアの木陰に姿を消しました。
たまたま直後に飼い犬を散歩しに来た人が何も知らずに横の道を通り過ぎたので、固唾を呑んで成り行きを見守りました。
しかし飼い犬はすっかり堕落して狩猟本能を失ってしまい、道端の藪に身を潜めているキジ♂の匂いに全く気付かなかった模様。(映像はカット)
キジ♂も焦って飛び出して来ることはありませんでした。
地味な保護色(隠蔽色)のキジ♀なら隠れるのは御手の物だと分かるのですが、派手な装いの♂は不得手だと思っていました。
キジ♂も、いざとなれば出来るのですね。
「雉も鳴かずば撃たれまい」という諺は真実味がありそうです。
キジ♂(野鳥)@川沿い藪+逃走 |
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