2018年7月下旬
民家の庭の片隅で種子食性のカワラヒワ(Carduelis sinica)がキク科の雑草の種子を食べていました。
画面の奥にはヒメジョオンの花の群落が見えます。
その手前で花が散った後の雑草(ヒメジョオンよりも背が高い)の種子をカワラヒワは集中的に食べています。
ひょろりとまっすぐ伸びた細い茎を足で押さえつけて倒伏させ、細長い種子を地面で喋んでいます。
地面から茎に跳びついて足で器用に蹴倒す技には感心させられました。
この植物の茎はあまりに細くて華奢なので、カワラヒワが茎に掴まりながら実を食べようとしても体重が支えきれず茎が折れてしまうでしょう。
種子に白い綿毛(冠毛)が見えるので、キク科ですね。
採食シーンをよく見ると、綿毛の部分は捨てて種子だけ食べているようにも見えます。
後半は茂みの奥で採食するようになり、撮影終了。
この日は望遠レンズを持ってきておらず、遠目からではカワラヒワが採食した草の種類が良く分かりません。
花が散った後でキク科の雑草をきっちり見分けるのは難しいかもしれません。
なんとなくニガナではないかと思うのですけど、どうでしょうか?
園芸植物や外来種だとすると、私にはお手上げです。
今思うと、私もこの種子を少し採取して家で栽培すれば、種類を同定できたはずですね。
そこまでやる発想も根性もありませんでした。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
カワラヒワ(野鳥)@ニガナ?種子採食 |
カワラヒワ(野鳥)@ニガナ?種子採食 |
カワラヒワ(野鳥)@ニガナ?種子採食 |
ニガナ?種子@群落 |
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