2018年7月下旬
街中の庭に植栽された高木に見慣れない不思議な花が咲いていて、多数のキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が訪花して賑やかに飛び回っていました。
どの個体を撮るべきか、目移りしてしまいます。
この日は望遠レンズを持ってきていなかったのが悔やまれます。
帰ってから樹種を調べると、どうやらアカメガシワのようです。
赤い葉柄が目を引きました。
花がほとんど散りかけの状態だと後に分かったのですが、そのせいで名前を調べるのに苦労しました。
訪花するクマバチ♀のどの個体を見ても後脚の花粉籠は空荷でした。
アカメガシワは雌雄異株で花弁が無いとのこと。
この木は雌株なので、花粉を出さない雌花しか咲きません。
クマバチ♀以外にも黒い小型の蜂が高速で飛び交っていたのですが、動きがあまりにも速過ぎて撮影中の私は気づきませんでした。
それでも撮れた動画をスロー再生すると、オオハキリバチ♂かもしれません。
おそらく花蜜が目当てというよりも、交尾相手を待ち伏せして探雌飛翔していたのでしょう。
来季はアカメガシワ雌花の咲き初めから定点観察して、訪花昆虫をしっかり観察するつもりです。
(秋になると実がなったので、どこか近くに雄株の木がありそうです。)
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
クマバチ♀@アカメガシワ訪花吸蜜 |
クマバチ♀@アカメガシワ訪花吸蜜 |
クマバチ♀@アカメガシワ訪花吸蜜 |
クマバチ♀@アカメガシワ訪花吸蜜 |
クマバチ♀@アカメガシワ訪花吸蜜 |
アカメガシワ雌花 |
アカメガシワ雌花 |
アカメガシワ雌花 |
アカメガシワ葉 |
アカメガシワ葉 |
アカメガシワ葉 |
アカメガシワ幹 |
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